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福田保税区内の港にある総合企業の社長、蔡氏によれば停電すれば会社のデータや設備
に対して一定の影響が発生する。たとえばある注文書は停電して直ちに改正し、更新する
ことはできないため、毎回停電していればコンピュータのクラッシュを招くことになる。
だが蔡社長は、これらはまだ主要な問題ではないと言う。彼の会社が主に取り扱っている
業務での品物は倉庫に保管しているために、停電すれば倉庫の温度制御に影響が発生し
保管している品物が損失することもありえるという。
この会社の予備発電機の電気量は有限で、しかも電圧はあまり安定しないため、取引相手
に入れ替えを求められているという。「現在私たちとしては400ボルトアンペアの発電ユニット
を購入するつもりですが、そうすると大変なコスト増になってしまうんです。」
5月11日から18日まで、このビルのある科学技術園のF3号線は全線3回停電しており、その
中でも16日は終日停電している。あるビルの企業では電力消費の少ない土曜日に出社時間
を変更したという。
南山科学技術園に位置するそのビルに入っている企業責任者は「停電する時はいかなる
知らせも受け取っておらず、我々に損失をもたらしています。」と語る。
香港企業のエネルギー物流会社責任者の汪立氏は、この会社の電力を供給するライン
もすべて福田保税区から来ており、そのため保税区がいったん停電すると、全ての会社
が電気を使用できなくなり、保税区内でそうならない会社は少数だと明らかにする。
停電した後に、多くの会社はいずれも発電機を動かすことで急場を凌いでいるが、発電機
の電気量では到底全ての会社の需要を満たすことはできない。「我々は電気を引き続き
稼動させなければならない部署へ優先的に回すことしか出来ないんです。」
・劣っている発電能力。不足分は百万Kwを越えている。
シンセンの電気供給局によると、現在広東省で既に電力の供給不足は300万キロワットを
突破し、シンセンの情勢は楽観を許さないと話している。5月に入って、気温が迅速に上昇
したために、シンセン全市での電力需要が盛んになった結果電源は不足し、電力の供給
不足ぎみの情勢は日に日に明らかとなっている。
5月11日にシンセン電力網の負荷は822.2万キロワットに達し、レベルはすでに去年の最高
値に接近しており、今年最高の負荷は1,000万キロワットを突破すると予想され電力不足
の現象は依然として存在している。
シンセン市電気供給局のニュースによると、広東省は5月8日から5月18日まで連続で11日
の間シンセン電力網で電力監視装置にレッドアラートが出ており、シンセン市では第2四半期
の電力不足、高いところでは100万キロワットを上回ったとのこと。
(以上ソースより引用終了)