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2007/05/22-05:05 大相撲に熱入れる韓国ハルモニ=16年欠かさず星取表
URLリンク(www.jiji.co.jp)
韓国のソウルに日本の大相撲を毎場所楽しみにしている81歳のハルモニ
(おばあさん)がいる。「小さな体で巨漢の曙を倒す貴乃花にほれてしまって」-。
こう語る李基順さんは1991年から16年間、欠かさず衛星放送で大相撲中継を
観戦、独自の星取表まで付ける入れ込みようだ。
格闘技好きな夫とともに、相撲中継を見ているうちに魅了された。星取表は当初、
中継を見逃した夫のために付けていたが、4年前に夫を亡くした後も続けている。
「(星取表は)初日が大変。テレビを見ながら番付の名前を書き留めないと
いけないから」。端正な字で幕内以上の力士の名が書き込まれ、場所ごとの戦績や
優勝者などが記されている。
植民地解放前に日本語教育を受けていた李さんだが、「45年以上使わず忘れていた」。
だが、相撲のために勉強し直し、現在は日本語ニュースもほぼ理解できる。
場所中は「何があっても(中継の始まる)午後4時までには帰宅する」という。
貴乃花の大ファンで、91年に千代の富士を倒した一番や95年の若貴兄弟対決
などを語る時は力がこもる。2003年の引退の時は「ひざをけがして苦労した。
寂しかった」と回想。当時の星取表には「優勝22回、ご苦労さま」と書き込んだ。
最近のお気に入りはモンゴル出身の安馬で「体は小さいけど相撲がうまいから」。
「相撲が健康の秘訣(ひけつ)」という李さんに今場所の優勝者を占ってもらうと
「やっぱり朝青龍かな」。(ソウル時事)