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従軍慰安婦:アジアの救援団体「首相は被害者に謝罪を」
【ソウル堀山明子】韓国や北朝鮮、日本、中国など11の国と地域の元従軍慰安婦救援団体による
「第8回慰安婦問題アジア連帯会議」が20日、2日間の日程でソウルで開かれ、
フィリピンや台湾の元慰安婦が直接日本兵に強制連行された当時の状況を証言した。
大会では、安倍晋三首相が4月末の訪米前後に元慰安婦に対する
おわびの気持ちを表明したのを受け、
「安倍首相は米国ではなく、被害者に謝れ」などの発言が相次いだ。
大会でフィリピンの元慰安婦、ピラール・フリアスさん(79)は、
「私も含め4人が日本兵に縄で縛られ連れ去られた」と証言。
連行される以前にも家に押し入った日本兵5人にレイプされた経験を話し、
「これが抵抗した時、たばこを顔に押し付けられてできた傷です」と右ほおの傷跡を指さした。
大会には北朝鮮からも「日本軍慰安婦および強制連行被害者補償対策委員会」の
洪善玉(ホンソンオク)委員長が参加。21日の閉会式で慰安婦問題に関する
文書公開や真相究明を求める決議を参加国全体で確認するとともに、
南北共同声明を別途発表する方針。
毎日新聞 2007年5月20日 20時14分
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