07/05/19 17:07:44
インターネットの援助を得て、神道(日本の古代宗教)熱が日本人の中で緩やかに上昇して
いる。「より沢山の方々が見えられるようになりました」と、東京中央にある明治神宮の
神主は話す。
「これまでより多くの結婚式も行われています。天恵を得たり、祈りによって災いを取り除い
たり、事業に成功したいといった様々な願いの為に赤ちゃんを連れて来られる方も増え、
七五三のお祭りにも多くの方々が参加するようになりました。」七五三とは7歳と3、5歳に
なった子供を祝う祭りである。
陽気の良い土曜日、頭からつま先まですっぽりと白い絹に覆われた15組の結婚式の花嫁が
中庭の群集の中を通り結婚式のホールへと導かれる。同じ中庭では近隣地域と日本の南に
ある鹿児島からやって来たダンサーたちが踊っていた。
雨が降っていた週の中ごろの日にも、お祈りにきたり見物に来たり、またはその両方の
訪問客たちの一定の数の流れがある。老いも若きも、”サラリーマン”と呼ばれるオフィス
ワーカーやおしゃべりをする学生、家族連れ、それに外国人の散策ツアーの集団なども
混ざっていた。
「神の道」を意味する神道への関心が増してその為に巧みな説明も示されているが、どの日本
人も第二次世界大戦終結の1945年、大きな乱流の後に書き換えられた同一性意識や、伝統に
対する国家のプライドや感謝の復活を反映するのではないか、という事に対しては筋の通った
話をすることは出来なかった。
神主は「多くの日本人はそういったことは意識していません。」と言い「神道とは日本人の
一部なんです。」と付け加えた。
明治神宮(www.meijijingu.or.jp)のインターネットウェブサイトは、他の神社と違いが顕著で
この”霊的な家”を訪問する人々の好みに合わせて、一年間の中でのイベントや結婚式でどこ
をアレンジできるか、特殊な災いの為の祈祷の要求などの方法を記載している。
閲覧者は「美しい日本の心とはなんですか?」と熟考するよう問い掛けられた。
全国いたるところに存在する参拝客教会のメンバーは23万人。彼らは伝統を促進し、家族関係
を改善し、若年層を導き、休日に国旗を掲揚するよう人々に促す取り組みをまとめている。
その教訓には他人への善き行いの為に自らを注ぎ、世界平和を祈り、皇室を尊敬することを
含んでいる。
別にも明治神宮のアピールの理由は、恐らくそれほど貴重ではなく有罪宣告を受けた戦犯を
含む日本国の戦死者が合祀されている靖国神社のような政治議論からは自由という点があげ
られるのだろうか。
(>>2以降に続く)
ソース:台北タイムズ(英語)
URLリンク(www.taipeitimes.com)