07/05/17 01:00:02
ライブサイエンス・ドットコムは14日、「相手の感情を読み取るのに、日本人は相手の目の形
を、アメリカ人は口の形を見る傾向があるため、こうした文化的な違いが顔文字にも表れている」
と伝えた。
社会心理学者で北海道大学准教授の結城雅樹博士によると、日本では笑顔を顔文字で表現
する場合、「^-^」を使うが、アメリカ人は「:)」(欧米の顔文字は横に倒した形になる)を使うという。
悲しい顔を表現する場合も、日本人は「(;_;)」、アメリカ人は「:(」で表現していた。前者は目を、
後者は口を強調したものだ。博士自身も幼いころ、米国の有名人の笑顔を写真で見て「口を
とても大きく開け、口角を大げさすぎるほどにつり上げるという印象を受けた」と話している。
しかし、結城博士は「目の周りの表情筋は本当の気持ちを表す重要な手掛かり」とし、「相手
の目に注目する日本人は、相手の本当の感情をアメリカ人よりよく把握できていることが多い」
と主張している。
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