07/05/21 16:40:41 mUc1IjbO
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2007年5月21日
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何の後日談も報じられていないから、朝鮮半島南北直通列車は、文字通り一日だけの
打ち上げ花火で終わったようだ
韓国が約七百億円を費やし、北朝鮮の線路や駅舎まで造った。定期運行の目算が外れた
韓国は落胆し、ぬれ手にアワの北朝鮮は笑いをかみ殺しているのかと思ったが、
南は祝賀ムード、北は冷淡という。さっぱり分からない
隣の国からはうかがい知れぬ事情がきっとあるのだろう。それにしても、金王朝は
核やミサイル開発に血道をあげても、鉄道輸送による経済建て直しなどは、まるで
眼中にないということか
加賀藩祖前田利家が越中を治める佐々成政と能登で戦った時のこと。そろばん上手の
利家はもっぱら蓄財を心掛け、肝心の兵の備えを怠ってきた。出陣前、正室まつが
声を掛けた。「金ならいくらもあります。金の革袋に槍(やり)を持たせて戦わせれば
よろしいのでは」。夫の心得違いをいさめた妻の逸話である
わが藩祖と比べるのは不見識に過ぎるが、かの地の将軍は逆に、兵の備えはあっても
金に窮するとお見受けする。加えて、いっそ弾薬で飢えをしのぎましょうか、と皮肉る
賢夫人にも出会えぬと見える。
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