07/05/14 06:48:52
東京・歌舞伎町の韓国パブで就労資格のない韓国人女性を働かせていたとして、逮捕された
経営者ら2人が、韓国人の強盗団や窃盗団に隠れ家のマンションや携帯電話を提供していた
ことが、警視庁組織犯罪対策2課の調べでわかった。
短期滞在資格で来日し、強盗や窃盗に成功すると、直後に韓国に舞い戻る「ヒット・アンド・アウ
エー」の犯罪組織の協力者が明るみに出るのは異例。同課は、2人が他の韓国人犯罪グルー
プにも協力していた可能性があるとみて調べている。
入管難民法違反(不法就労助長)容疑で逮捕されたのは、いずれも日本人を配偶者に持つ韓
国人で、歌舞伎町の韓国パブを経営する女(51)と同店店長の男(31)。
同課の調べでは、3月11日午前7時ごろ、4人組の強盗が中野区の女性(85)宅に侵入し、女
性と長男(51)に暴行して現金や商品券など約50万円相当を奪って逃走。通報を受けた警察
官が、住所不定、無職文桓坤被告(46)(強盗致傷罪などで起訴)ら2人の韓国人の男を発見し
、強盗致傷などの容疑で逮捕した。
文被告らは、仲間2人と「強盗に成功したら、直後に韓国に帰国しよう」と打ち合わせていたこと
を認めており、仲間2人は直後に韓国に出国していた。
4人のうち3人は3月2日に短期滞在資格で入国しており、同課で来日後の足取りを調べたところ
、共犯の在日韓国人(41)と合流して都内の賃貸マンションに潜伏、中野区で強盗に入った時は
複数の携帯電話を通話状態にしたまま、手分けして室内を物色していた。潜伏先のマンションの
借り主と複数の携帯電話の契約者は、歌舞伎町の韓国パブの店長になっており、同店の経営者
もマンション契約時の連帯保証人だった。
また、昨秋に警視庁に窃盗容疑で逮捕され、約100件の窃盗を自供した韓国人窃盗団も、同じ
マンションの別室を拠点に窃盗を繰り返しており、この部屋も同じ韓国パブの店長が借り主、経
営者が連帯保証人だった。店長と経営者はいずれも、日本人の配偶者として在留資格があり、
賃貸マンションや携帯電話を契約することが可能だった。
同課では、2人がマンションや携帯電話を提供する際、この2グループから報酬を受け取っていた
可能性が高いとみて調べている。
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