07/05/13 15:46:11
林威助は自らを律する 日本人よりも日本人らしさがある
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試合終了後、林威助（リン・ウェイツゥ）が部屋に帰って休むのは、たいてい24時近い。
他のチームメイトに比べ、少しばかり時間が遅いようだ。
もともと、彼は試合後もすぐに気を抜くことはせず、練習を続けている。
「試合の後の練習は、自分にとってもう習慣になってしまっているんだ。」
プロ野球の世界は現実的で、なおかつ競争社会だ。
特に林威助のような外国から来た選手は、(*1)
ただ見捨てられるのではなく、淘汰されることになる。
林威助は高校から日本式の教育を受け(*2)、
長きにわたって日本の文化の薫陶を受けている。
林威助の母も「威助は本当に日本人よりも日本人らしいね！」
日本で教育を受けた影響は、林威助を変え、厳格さが目立つようになった。
母親によると、林威助が小学生の頃、彼に野球をさせたいと思わなかったため、
彼を補習塾に行かせていたという。しかしある日、彼は塾の大勢の友だちと
塾を飛び出して百貨店に遊びに行き、先生が授業を始めようとしたら生徒がいなかったという。
彼のやんちゃな一面を語るエピソードだ。
しかし、日本に来てから、林威助が成長した点は非常に大きい。
母親は「彼の自分に求めるレベルはとても高くて、私がもう何かを求めることはできないわ」
という。
林威助の母親によると、彼の友人には女性も多くいるようだが、
まだ付き合っている女性はいないという。結婚について聞いてみると林威助は、
「まだ早いよ。兄貴だってまだ結婚していないんだから！」
今年、阪神の成績がよくなるにつれて、林威助のファンも増えてきている。
加えて彼はルックスもよく、完全に日本人の雰囲気を持ち合わせており、
多くの女性ファンの視線も集めている。スタンドでは、林威助を応援するための
ポスターを持った女性ファンがそこかしこに見ることができる。
阪神でプレーして5年、林威助は今年28歳になった。
とりわけ、彼が単身日本で奮闘している様を見ると、
もしいい人がいるのであれば、それはとてもよい事だ。
けれども林威助は決して急いでいない。「今のところそういう考えは無いんだ。」
林威助の母は、彼の考えを大事にするという。
日本は既に彼の第二の家になっており、自分で生活もしている。
息子の嫁は台湾と日本のどちらがいい？と林威助の母に聞くと、
全部成り行きに任せるわ。と返ってきた。
[ 記者：羅惠齡 ]
★ ソースは、自由時報 [台湾] とかからはしょり気味に訳。
URLﾘﾝｸ(www.libertytimes.com.tw) （中国語・繁体字）
★ 訳註。
(*1) とは言いつつも林威助は後述のとおり日本人登録選手なので、
一概に他の外国人選手とは一緒にできないかも。
(*2) 高校生のときから来日している。福岡県の柳川高校出身。なので日本人登録選手。
★ 林威助。
URLﾘﾝｸ(www.hanshintigers.jp) （阪神タイガース公式サイト・プロフィール）
URLﾘﾝｸ(ja.wikipedia.org) （Wikipedia）