07/05/12 22:59:10
日本の技術で中国・蘇洲の水郷浄化作戦
「水郷の街」として知られる中国の蘇州ですが、最近、水の汚染が深刻化しています。
事態を改善しようと、地元政府は日本のベンチャー企業の力を借りて、浄化作戦に乗り
出しました。
「東洋のベニス」と呼ばれる「水郷の街」、中国・蘇州。しかし、その水路に工場排水や
生活排水が大量に流れ込み、水質汚染が急速に進んでいます。
(Q.昔の水はきれいだった?)
「この水路の水は昔、飲めました」(船頭)
地元政府の担当者の目に留まったのが、日本のベンチャー企業が持つ浄化技術。
世界遺産にも指定されている庭園「獅子林(ししりん)」の池の水で、実験してもらう
ことにしました。
納豆のネバネバ成分を含んだ特殊な浄化剤で、水の汚れを吸着してしまおうというわけです。
浄化剤をまいて一晩たつと・・・。池の底近くまで水は透き通り、地元政府の担当者もビックリ。
「いつもは魚はよく見えないけれど、実験後はっきり見えるようになりました」(地元政府担当者)
ただ、蘇州の街を縦横に走る水路の水をきれいにするには、大量の浄化剤が必要となります。
そのコストダウンが実現すれば、水郷の浄化も夢ではないということです。
中国が環境対策に本腰を入れ始めたとはいえ、予算規模が小さい地方政府にとっては限界が
あります。そこに日本の技術協力が求められています。(12日11:51)
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