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小学生に「死のノート」が流行!全国放送で異例の警告―広西チワン族自治区南寧市
URLリンク(www.recordchina.co.jp)
2007年5月10日、中国中央電視台は広西チワン族自治区南寧市の小中学生に
「デスノート」を使って人を呪う遊びが流行していると報道、教育専門家による
子供たちの成長に負の影響があるとのコメントを流し、小学生の子供を持つ親らに
注意を呼びかけた。
「デスノート」は日本の人気漫画。映画化・アニメ化もされ、中国でも絶大な
人気を誇る。特に「デスノート」のグッズが人気だ。劇中では、「デスノート」
に名前を書かれた人間は、ノートに書かれたとおりの死に方をするという設定に
なっている。
現在、南寧市の子供たちの間では、ノートに嫌いな人間の名前を書く遊びが流行って
いるという。番組では南寧市の小学生にインタビューをした。小学校で流行って
いるのかとの問いに、「もちろん!クラスの半分はやっている」との回答。
では誰の名前を書くのかと聞くと、「誰の名前でもいい。むかついたらすぐ書くよ」
と答えた。持っている「デスノート」を見せて貰ったところ、普通のノートよりも
一回り大きく、ハードカバーの立派な装丁。値段も50元(約750円)と高額だ。
ノートには単に名前が書かれているだけではなく、「誰々が何年何月何日に誤って
薬を飲み入院。病院で研修中の看護婦によるミスで死亡」などかなり詳細な死因が
書かれていた。
デスノートを使った遊び自体は以前から中国で流行し、メディアでも取り上げ
られてきた。中国最大のテレビ局である中国中央電視台が取り上げ、家長らに注意を
呼びかけた影響は大きい。近年、日本漫画の悪影響を糾弾する意見も増えており、
今回の「デスノート」問題が日本漫画バッシングを加速させる懸念もある。
(翻訳/編集・KT)