07/05/10 09:28:19
【バンコク9日聯合】年初からタイに密入国する脱北者が急増しているが、タイ政府の脱北者に対する
基本対処方針には変わりがないことが分かった。駐タイ韓国大使館が9日に明らかにした。
大使館によると、タイ政府はこれまでと同様、▼タイに入国した脱北者は難民と認めず、密入国者と
みなす▼北朝鮮に強制送還しない▼人道主義的レベルで第三国での定着を援助する―との基本方針を
維持している。
タイは1951年に採択された国連の難民の地位に関する条約を批准しておらず、脱北者の難民地位を
認めていない。タイの現行法上、不法入国者は約6万~18万ウォンの罰金を納めるか、罰金に相当する
期間(10~30日)の拘留処分を受けた後、追放されることになっている。タイの移民局によると、
密入国した脱北者は2005年の100人から昨年には367人に急増した。今年は4月末現在で273人が
密入国したと確認されている。
大使館関係者はタイ政府に対し、韓国入りさせる脱北者数を増やす意思を伝えているが、密入国が
さらに増えることを懸念するタイ政府は難色を示している。
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