07/05/10 09:26:03 nYobCmq+
中国産原料 人体は影響少ない
アメリカでペットフードを食べて猫や犬が死んだ問題をめぐって議会の公聴会が開かれ、中国産の原料の
安全性への懸念が相次いだのに対し、食品医薬品局は、同じ原料を使った餌を与えた家畜の肉を食べても
人体への影響は少ないという見方を示しました。
この問題は、アメリカでペットフードを食べた猫や犬が腎臓の機能障害を起こして死に、中国産の小麦原料
から有機化合物の「メラミン」が検出されたもので、議会下院の農業委員会は、9日、公聴会を開きました。
この中で、アメリカ食品医薬品局のアチェソン副局長は、インディアナやミズーリなど3つの州の鶏肉の
生産者が問題のペットフードを混ぜた餌を鶏に与えていたほか、カリフォルニアやイリノイなど7つの州の
豚肉の生産者もこうした餌を購入していたことを明らかにしました。このうち、一部の農家では豚の尿から
「メラミン」が検出されたということです。アメリカ農務省は、問題の餌を与えた豚や鶏の食肉処理を
自粛するよう生産者に求めていますが、アチェソン副局長は「こうした肉を食べても人体に影響を与える
ことは少ないと考える」と述べ、アメリカの食品安全に問題は波及しないという見方を示しました。
これに対し、出席した議員からは、中国から輸入される食品やペットフードの原料の安全性に懸念を示す
声が相次ぎました。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
URLリンク(www3.nhk.or.jp)