07/05/03 22:25:21 株 BE:285373038-DIA(113093)
2009年上半期に5万ウォン(約6400円)、10万ウォン(約1万2900円)紙幣が発行されることが
事実上決定したことから、高額紙幣の顔となる人物をめぐり早くも熱い議論が巻き起こっている。
現在の最高額紙幣である1万ウォン(約1290円)が1973年に発行されたことを考えると、高額紙幣の
発行は実際のところ遅いという感がある。主要先進国は、最高額面紙幣がわが国より10‐60倍以上高く、
韓国を除く経済協力開発機構(OECD)加盟国29カ国の最高紙幣の平均額は37万ウォン(約4万7900円)に達する。
紙幣発行の主務機関である韓国銀行は、数年前から10万ウォン紙幣の発行を推進してきたものの、
承認権を持つ財政経済部が物価を刺激したり賄賂・腐敗を助長する恐れがあることを理由に
反対したことにから、何度か計画が白紙になったという経緯がある。
しかし昨年末、国会で「高額紙幣発行要求決議文」が採択されて以降、財政経済部もこれを
認める立場に転じ、韓銀は高額紙幣の発行を既成事実化したのだ。
◆肖像画の主人公は?
紙幣の製作工程期間(約2年所要)を考えると、新高額紙幣の図案は今年9‐10月までに
確定しなければならない。
問題は紙幣の人物肖像を誰にするかということだ。李成太(イ・ソンテ)韓銀総裁は「世論調査や
専門家の諮問などを経て人物を最終決定する」と話したが、前任の朴昇(パク・スン)総裁時代に
アンケートを実施しており、候補となる人物群の輪郭は浮かび上がっている。
当時の調査で韓国国民は、新紙幣に相応しい人物として世宗大王(政治家・軍人部門)、
白凡・金九(キム・グ/愛国志士)、蒋英実(チャン・ヨンシル/科学者)、申師任堂(シンサイムダン/女性)、
丁若鏞(チョン・ヤクヨン/学者)を選んでいる。韓銀では現在、白凡・金九が10万ウォン紙幣の主人公になる
可能性が高いとみている。
また、科学界や女性界では、女性科学者をモデルにすべきとの声も高く、10万ウォン紙幣、
5万ウォン紙幣のうちいずれかに女性科学者が採用される可能性もある。
10万ウォン紙幣のサイズは、縦は現在の1万ウォン新券(6.8センチ)と同じで、横は
1万ウォン紙幣(14.8センチ)より1.2センチほど長くなるとみられる。
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