07/05/11 14:43:47 1KKi+Fx4
3/30 該当製品に「メラミン」が混入していることが確認されたと発表される。
しかしメラミンそのものの毒性はかなり低いと考えられ、
動物が死亡するまでに至った原因としては疑問が呈された。
4/20 メラミン誘導体であるシアヌル酸の存在を確認。
シアヌル酸は腎臓に影響がでる可能性を持つ物質で
スイミングプールの一般的な塩素の安定化剤として知られる物質。
4/27 カナダの研究者により、メラミンとシアヌル酸の水溶液を腎臓内を模したPHで混ぜ合わせると
結晶が生じることがわかる。
5/1 被害にあった動物の腎臓から取り出された結晶が70%のシアヌル酸と30%のメラミンで構成され、
極めて溶けにくい性質を持つものであることがわかり、まだ決定的というわけではないが、
ほぼ原因特定に近づきつつある。 URLリンク(www.avma.org)
この結晶によって尿管が完全に詰まってしまっている様子が、確認される実例も
URLリンク(edition.cnn.com)
5/9 中国の飼料産業ではメラミンばかりでなく、シアヌル酸も意図的に混入させてきた可能性。
米国側の調査ではどうしてシアヌル酸が入り込んだのかは今までよくわかっていなかったが、
シアヌル酸がメラミン製造時の不純物としてできてしまうためであろうと推察していた。
ところが、純粋メラミンにくらべずっと安く入手できるために
わざと業者はシアヌル酸くずを買い入れていた様子。
これはすでに何年にも渡って中国では行われていて、
動物や魚の飼料の品質をよく見せかける騙しのテクニックとしてシアヌル酸が混ぜてあることは
みんな知っているとある化学物質製造業者は新聞記者のインタビューに答える。
URLリンク(www.nytimes.com)