07/04/30 10:50:01
日韓両国の市民が「謝罪と友好、平和のために」と刻んだ石碑を引いて九州北部と韓国を
縦断する「ストーンウオークコリア」が２９日、韓国内のスタート地点の釜山市を出発した。
６月１５日までの４８日間で北朝鮮との国境・板門店までの約１１００キロを交代で歩く。
ストーンウオークは戦争犠牲者を追悼するため１９９９年に米国で始まった平和運動。
今回は第２次世界大戦中に日本の植民地政策で犠牲になった朝鮮半島の人たちへの
謝罪と日韓友好を目的に、福岡、長崎の有志が実行委員会を結成し、呼び掛けに応じた
韓国の市民団体と実施している。
福岡県飯塚市の朝鮮人炭鉱徴用者追悼施設「無窮花（ムグンファ）堂」を３月２４日に出発し、
石碑はフェリーで釜山まで運んだ。
出発式では、実行委員会代表委員の広瀬方人さん（７７）＝長崎市＝が「ウオークを通して
日韓両国民が心を通わせたい」とあいさつ。韓国側代表の崔了毅八（チェジョンイパル）
牧師（６０）が「力を合わせ平和を育てる道を歩こう」と呼び掛けた。
縦１．６メートル、横１メートル、重さ約１トンの石碑を載せた「平和の山車」が、日本人
約３０人と韓国人５０人の手で動きだし、スタートを切った。
ソース（西日本新聞）釜山発２９日
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