07/04/30 10:28:04 jzMTDOVn
慰安婦:カルダー教授「安倍首相は鈍感だった」
「日本は引き続き謝罪するだろうが形式的なものだろう」
米国内での知日派として知られるジョンズ・ホプキンス大学のケント・カルダー教授は本紙との
インタビューで、「安倍晋三首相の今回の訪米は日本軍慰安婦問題の深刻さを悟るきっかけとなった
だろう」と述べた。インタビューはカルダー教授の研究室で27日に行われた。
―安倍首相がブッシュ大統領に会い日本人拉致問題が解決しなければ米国が北朝鮮をテロ支援国家から
外すことに反対した。
「今は北朝鮮のテロ支援国問題についての両国の立場が一致しているが、北朝鮮が6カ国協議での
合意を履行すればするほど米国と日本は立場の違いが鮮明になるだろう。日本の目的は6カ国協議での
米国の動きの幅を狭めることだ。安倍首相のこのような要請は一時的に受け入れられている」
―安倍首相が得た点は。
「安倍首相の最近の慰安婦についての発言は米国の雰囲気を理解できていなかったのが原因だ。
ニューヨーク・タイムズとワシントン・ポストが強く非難すると非常に慌てた。安倍首相は鈍感だった」
―慰安婦問題が米日関係に及ぼす影響は。
「米日関係を心配する双方の関係者たちは行き違いの最小化を図るだろうが、双方には認識の違いが
残っている。日本は慰安婦問題はすでに法的に決着がついたという技術的な次元で取り扱おうとしたが
米国は人権問題と見ている。安倍首相訪米中の謝罪発言は自ら属する日本国内の保守派を裏切らず、
同時に下院の慰安婦決議の通過を防ごうとする目的で非常に緻密(ちみつ)なものだった。しかし
米国議会は安倍首相の帰国後に慰安婦決議案を通過させそうだ」
―日本がするべきことは。
「日本は引き続き謝罪するだろうが形式的なものだ。ドイツのように完全な謝罪はしていない。
にもかかわらず日本と周辺国との関係は改善するだろう。今後の日中関係は韓国も注意する必要がある。
安倍首相は韓日間の安保協力の重要性を知っている。中国との関係で日本が利益を得るためにも韓国は必要だ」
―今後韓米日3国が取るべき政策は。
「米国は韓国や日本との三角同盟を強化しようとしている。日本が周辺国との関係を良好に保つことは
米国の国益にも一致するという点を米国政府はよく知っている。日本が教科書から慰安婦問題を削除した
点についても多くの米国人は心配している」
―最近、日本によるF22購入の動きに中国が直ちに反発したが。
「米国がF22を日本に販売できない理由はない。中国が反対しているが中国は過去17年間、毎年10%以上の
軍事力増強を行ってきた。日本の憂慮は当然のことだ。ただし日本がF22を購入するなら韓国が誤解しない
よう韓国政府に徹底して説明するべきだろう」
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