【韓国】東京探訪:日本的な「見栄」とオーバーな対応、旅行の一味違った楽しい記憶[04/29]at NEWS4PLUS
【韓国】東京探訪:日本的な「見栄」とオーバーな対応、旅行の一味違った楽しい記憶[04/29] - 暇つぶし2ch1:健康診断再検査φ ★
07/04/29 15:11:08
 最近、主に海外の観光庁を広報するマーケティング会社のイ某部長と会った。お互い日本に
行ったときの話に花を咲かせた。「どこで何を買った」と並べ立てるのでは恥ずかしいので、ある
程度文化的なことを前面に押し出そうという30代以上の間では、数年前から「日本に行ってきた」
といえば、「六本木ヒルズの森美術館に行きましたか?」「行ってきましたよ」という会話が後に
続く。また1月以降は「六本木の国立新美術館に行きましたか?」がお決まりの話題となった。

 「あそこのレストラン、美味しいでしょう? アートショップもなかなかいいし。でも、あまりにスタ
イリッシュすぎる気もします(このような話し方をするのも“文化的”であることを自慢しようとする
人たちの特徴)」「最近の美術館はファッションのようなものでしょう。大型ショッピングモールや
住居・商業施設の複合ビルを成功させるのに、美術館は確実に格好がつく道具ですから」。こう
して見ると、今年3月にできた東京・六本木の複合施設「ミッドタウン」も、サントリー美術館と建築
家・安藤忠雄が設計したデザイン展示場により、「われわれは(ショッピングモールが入った商業
空間ではなく)文化空間」だとひそかに主張しているようだ。「有名建築家を前面に押し出した
最新美術館に行くたびに、足が痛いから“もうこの辺で”とギブアップするまで絵を見続けるヨー
ロッパの美術館に行きたくなります」

 「美術館はやはりヨーロッパ」「ニューヨークもいい」「そう、そう」といった会話が続ける中、イ某
部長が発した一言。「わたしは新美術館で絵を見ながらボールペンで手帳にメモを取っていまし
た。そうしたら突然警備員が駆け寄ってきて、“ボールペンは使わないで”というのです。何かの
失敗や事故で作品が損傷してはいけないから、という理由のようです。そして、とてもきれいな
鉛筆をくれました。木目をそのまま生かしたデザインで珍しかったです」

 あれ? そう言えば、わたしも美術館で鉛筆をもらったことがある。数年前、森美術館で
“Viktor & Rolf”の服を前面に出したファッション展示会を見に行ったときのこと。“展示はそれな
りに良かったが、とても商業的だ”と知ったかぶりをし、手帳にボールペンで“やはり森は商業的
”と書いて太線を引いた瞬間、警備員が近づいてきて鉛筆を差し出した。“ペンさえ使わせない
なんて”という苛立ちは、指ほどの太さのプラスチック・ケースの中に鉛筆の芯が差し込まれた、
わたし好みのデザインを見たとたんに消えていった(スイスなど、一部ヨーロッパの美術館でも
鉛筆をくれるという)。

 「展示場では観覧客にボールペンの使用を控えるよう案内している。ボールペンを発見したとき
には、止めさせるのではなく、鉛筆を差し出す。しかしこの時客に渡す鉛筆は、何の変哲もない
ただの文房具や謝恩品、汚かったり特徴のないものではだめだ。美術館なら特別なデザインの
鉛筆を提供しなければならない。昔からそうだったように」。このような対応の仕方が面白い。
こうした日本的な見栄と「オーバー」な対応が、旅行の一味違った楽しい記憶として残っている…。

URLリンク(www.chosunonline.com)


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