07/04/28 16:28:57
■「米日首脳の信頼構築は北の核や慰安婦問題で困難」
キャンベル元国防副次官補が講演
訪米中の安倍晋三首相は27日午前(現地時間)、ブッシュ米大統領と首脳会談を行ったが、
「北朝鮮の核問題や従軍慰安婦問題により両首脳が個人的信頼関係を築くのは困難」との
見方がある、と時事通信が27日報じた。
これは、クリントン前政権で対日政策を担当したキャンベル元国防副次官補が26日、ニューヨーク市内で
開かれた同通信社主催のセミナーで講演した際に示したもの。
キャンベル元国防副次官補は「安倍首相が今回の首脳会談で、小泉純一郎前首相と同様に強い
個人的信頼関係をブッシュ大統領との間に築くのは困難だろう」と指摘した。
同氏は「ブッシュ政権は北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議で柔軟姿勢に転じ、同協議の議長国である
中国とより密接な関係を持つ方向へと外交の軸足を移した」と説明している。
さらに「このため安倍首相は米国が態度を変え、日本の利益を軽視していると怒っている」とも述べた。
そして、「従軍慰安婦に関する安倍首相の発言は、米日関係を支持する人々にさえ不快に響いた」とし、
同問題や北の核問題といった一連の要因が「今回の首脳会談を困難なものにしている」と分析している。
NEWSIS/朝鮮日報JNS
URLリンク(www.chosunonline.com)