07/04/27 12:43:16
人気タレントのキム・ハヌルが「無利子」と叫ぶロシアンキャッシュ、タレントのタク・ジェフンが
「(融資は)早い方がいい」と誘惑するリードコープ。豆のようなキャラクターが登場し「三和、
三和」と歌う三和マネー。これらの共通点は? それはまさに、年率最高66%の高金利で融資
する貸付業者(ヤミ金を合法化した高利貸)という点、そして日系の業者という点だ。
昨年、これら日系業者が大躍進したことが分かった。潤沢な資金をバックに韓国市場で2000億
ウォン(約255億円)を超える純益を上げたのだ。これは、そこそこの市中銀行の利益に等しい。
◆銀行より稼ぐ
貸付業者が金融監督院に提出した昨年の監査報告書を分析した結果、日系業者15社中、報告
書を提出した8社の昨年の短期純益の合計は1808億ウォン(約 230億5900万円)に達した。報告
書を提出していない業者を合わせると総額2000億ウォンを超えるものと推定される。これはSC第
一銀行の昨年の当期純利益、1546億ウォン(約197億1700万円)を超える規模だ。
韓国国内の貸付市場を二分するアプロ・グループ傘下の系列会社7 社と三和マネーはそれぞれ
1000億ウォン(約127億5400万円)近い利益を上げた。アプロ・グループは「ロシアンキャッシュ」ブ
ランドを使用するアプロ消費者金融の342億ウォン(約43億6200万円)をはじめ、総額992億ウォン
(約126億6300万円)以上の利益を上げている。三和マネーも 852億ウォン(約108億7600万円)の
利益を上げたと公示した。
収益率でも、日系消費者金融が韓国国内の金融会社を圧倒していることが分かった。金融機関の
資本回転率を示す総資産純利益率(ROA:短期純利益を総資産で割った値)はアプロ金融グルー
プ37.8%、三和マネー 29.3%だった。これは国民銀行(1.3%)やウリ銀行(1.1%)の20倍を超えてい
る。日系消費者金融は韓国市場の41%、貸付業者の上位10社中、8社を占めた。
>>2に続く
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