【毎日新聞/早い話が】温家法首相のおふくろさんの威光・・・金子秀敏[04/27]at NEWS4PLUS
【毎日新聞/早い話が】温家法首相のおふくろさんの威光・・・金子秀敏[04/27] - 暇つぶし2ch1:壱軸冠蝶φ ★
07/04/27 00:24:37
自民党の加藤紘一元幹事長が、訪日した温家宝首相のエピソードを紹介している。
(23日付毎日新聞夕刊)

温首相は、国会演説で「侵華戦争」と言い切ったが、夜のパーティーではこうあいさつした。
「実は不安もあったので、演説を終えてすぐに国の母に電話した。母は『息子よ、よくやった』
と言ってくれた」

外交官出身の加藤氏は、演説が中国に中継されているので厳しい表現をしたと日本側に
暗に伝えたのだと読む。

少し補足すると、温首相の母、楊秀蘭さんは98歳。天津市の小学校で国語の先生をして
いた。父は中学で地理を教えていた。祖父、温瀛士(おんえいし)氏は初等教育、女子教育
の普及に力を尽くした有名な教育者。祖父の弟たちも教育者が多い。教育一家である。

温首相が母について語ったのは2003年の訪米。パウエル国務長官(当時)の招宴の席
でだった。

「私は、抗日戦争の時代に生まれた。幼いころ、私は侵略者の銃剣の面前で母の胸に
しがみついていた。その情景をいまだに忘れることができない。わが家はすべて焼かれた。
祖父の建てた村の学校といっしょに」

中国人なら知っている。だが、温首相は、日本ではこの話をしなかった。
温首相の国会演説は、日本人に向けただけではない。同時中継のテレビを通じて、中国人
に語りかけたメッセージもある。

「日本政府のおわびと反省を中国政府と中国人民は積極的に評価する」と、「歴史認識」
から未来へ向かう」対日政策の転換を呼びかけたのである。

これは、中国の政治家にとってはとても度胸のいることだ。中国のインターネット空間には
、過激な反日主義を栄養源にして肥大した「愛国言論」が横行している。うかつに日本の
反省を評価したら、「売国奴!」「媚(び)日派!」と非難の嵐が起きる。2年前のようなデモ
だって起きかねない。

だが、銃剣と向き合った幼時体験を持つ温首相の演説なら格別の重みがある。現に、ネット
上の批判もあまり出なかった。

それでも、温首相はネットの反応を気にしていたという。だから、おふくろさんの一言があり
がたい。温首相を「息子や」と呼ぶ貫禄で「よくやった」と言えば、ネット反日活動家も下がる
しかない。日本の政治家は選挙を心配するが、中国の政治家がインターネットの民意を
気にすること、かくのごとしである。(専門編集委員)


依頼スレ>>787さんの依頼で立てました。
スレリンク(news4plus板:787番)

ソース:毎日新聞 2007年4月26日
URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)



レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch