07/04/26 19:55:32
盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は26日、国家朝食祈祷会に出席し、「国を滅ぼすもしれない大統領」
という自分に対する反対勢力の攻撃を取り上げ、自分の精神的な苦労を吐露しながらも、任期末
の国政運営に自信を表した。
盧大統領はこの日の祈祷会で演説し、「その間、われわれは心配が多かった。 いま心配がないと
いうわけではないが、過去の心配はもっと多かったようだ。その心配の中には‘大統領が国を滅ぼし
てしまうのではないか’というものも多かったようだ」とし、話を切り出した。 続いて「国民がそのよう
に心配している間、自分は非常に辛かった。 ‘国を滅ぼすかもしれない大統領’といわれるので、
自分はどれほど用心深くなり、辛い思いをしたか…」と、その間の心痛を吐露した。
しかし盧大統領は「最近は少しよくなったようだ。 攻撃はやや緩和された」と話した。 これは、韓米自
由貿易協定(FTA)妥結後、一部の保守メディアの批判が止まり、最近の国政支持度が30%台に
上昇した事実を念頭に置いた発言と解釈される。 盧大統領は「しかし私は油断しない。 また何かあ
ればすぐに攻撃は再開すると考えている」と警戒した。
盧大統領は「大切なことは私が攻撃を受けても受けなくても、大韓民国はいま正しい方向へ進んでい
るということ」とし「世界的な流れとそれにふさわしい戦略、そして人類が普遍的に追求する価値から
見ると、韓国は正しい方向に向かっていると信じている」と強調した。
具体的に盧大統領は「何よりも公正、透明になっている」とし「反則と特権、癒着と腐敗の存在場所が
なくなってきている。 政経癒着、権言癒着、結託して利益を得ることも次第に難しくなっていくのは事
実のようだ」と語った。 これを盧大統領は「自由で公正な正義の花が咲きつつある」と表現した。
また盧大統領は「経済を心配している国民が多いが、韓国の経済をもう少し詳細に見てほしいと言い
たい。 憎しみや私心、偏見を捨てて、より大きな責任を持って自国の経済を見つめてほしいと話した
い」と述べた。
盧大統領は「行き過ぎた憂慮は経済に決して有益でない」とし「経済は原則に基づいて進んでおり、
技術・人材中心の質的発展戦略と自由で公正な市場を土台に成長潜在力を高め、競争力を強化し
ている」と強調した。 特に「情報通信分野は世界最高の競争力で地球村の情報化を主導し、私はこ
の事実を数字や指標で国民に提示しようと準備している」と明らかにした。
盧大統領は「改革のペースも決して遅くはない」とし、国防改革、竜山(ヨンサン)基地の移転、戦時作
戦統制権の移譲、放射性廃棄物処理場の選定、港湾人材供給体系の改編、年金および司法改革、
過去史の整理など、すでに完了または進行中の課題を列挙した後、「遅れている問題をこれ以上先
送りしない」と述べた。
盧大統領は「何よりも重要なのは平和であり、北朝鮮の核問題にもかかわらず、平和は一歩前進した
と考えている。国家信頼度は少しずつ高まっており、北朝鮮の核問題が解決すればはるかによくなる
はずだ」と診断し、「今後も平和と協力の基調は守っていく」と誓った。
URLリンク(japanese.joins.com)
【韓国】 盧大統領「ドラマは終わっていない」 [04/03]
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