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■米大学乱射:韓国でも危機的状況のいじめ問題
米バージニア工科大学銃乱射事件のチョ・スンヒ容疑者(23)が長年いじめにより孤独な生活を
してきたことが伝えられたが、「韓国でも危機的な状況にある児童・生徒のいじめ問題はこれ以上
放っておくことはできない」との声が上がっている。
中学2年のA君(14)は昨秋の授業中に突然、悪態をつき始め、教室の床にいすを投げつけたため、
担任教師や同級生に制止された。普段、同級生たちから無視などのいじめを受けていた怒りが限界に達し、
こうした行動に出たのだ。結局、この生徒は「問題児」というレッテルを張られ、学校を辞めていった。
ソウルの小学5年生B君(11)君は、先日「異常行動」で精神科の治療を受けた。
消極的で口数が少なく、友達がほとんどいなかったB君は、担任に提出した日記に
「××のやつに復讐(ふくしゅう)する」「殺したい」などと走り書きしていた。
昨年、ソウルのある小学校の廊下で、6年生の生徒が家から持って来たナイフで自分を
いじめていた生徒を3回刺し、刺された生徒が重体になるという事件も発生した。
延世大学心理学科のファン・サンミン教授は「チョ・スンヒ容疑者の事件は内的な挫折感から
始まった攻撃的思考が極端な形で表れたものと考えられる。いじめられている児童・生徒も、
自分が集団から孤立し他人に受け入れられないと感じると、妄想的な思考をする可能性がある」
と話す。
保健福祉部が昨年、全国の小学生7700人を対象に実施した「精神健康選別検査」で、児童の
25.8%が不安・恐怖・うつ・強迫といった行動障害を示していることが分かった。学習障害のある
児童も20.3%いた。
ソン・ジョンミン記者
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