07/04/21 16:11:57
『障害者の日』である今日（20日）、障害者と生活保護対象者数百人を全南（チョンナム）
一帯の漁船に売り飛ばした人身売買団が警察に摘発された。
●働き口が欲しい20代障害者の夢＝「月収200～400万ウォン（25万～51万円）確実保障」
「宿泊提供、船員訓練無料」
精神遅滞障害2級を病んできたイ某（24）さんは1月頃、偶然生活誌に出ていた広告を見て
釜山南浦洞（プサン ナムポドン）のＡ船員を訪ねた。仕事は全南地域にある島を回って
網の手入れをすることで、月収は最低300万ウォン（約38万円）まで保障されるというのが
Ａ船員の総責（総責任者、元締め）カン容疑者（44）の説明。
生涯を働くこと無く過ごして初めて仕事のできる機会にあったイさんは悩む余地も無く全南
木浦（モッポ）に向う船に乗った。
すぐに働くことができるはずだという期待も束の間、木浦に到着するやいなやイさんは旅館を
転々とする生活を始めなければならなかった。総責のカン容疑者はイさんに「少しだけ待てば
働き口を与える」とお酒を飲ませたり、売春婦を連れてきて性関係も強要した。
結局500万ウォン（約64万円））相当の費用はそっくりそのままイさんの借金として残るように
なって、借金を返すという名目で全南の落島（離島）に売られてしまった。
生涯でちゃんと仕事をしたことが無いイさんに船上生活は悪夢そのもの。何度も脱出を試み
たがその時ごとに同じ手法で数百万ウォンの借金だけを更に負うようになるだけだった。
結局1ヶ月間でイさんは只一銭の月給も貰うことができないまま紹介費と後払い金で1300万
ウォン（約165万円）の借金だけを負うようになって、前払い金は総責のカン容疑者の懐に
入って行った。
このような手法で2005年4月から障害者、重度肺結核患者など443人を全南の西海岸に人身
売買した後、10億ウォン（約1億3000万円）相当の不当利得を集めた一党が警察に捕まった。
釜山海洋警察署は人身売買団『ヨンホ派』総責の41歳カン容疑者など5人を拘束して、逃げた
木浦の総責3人の行方を追っている。
警察が現在被害者400余人の中で確認した障害者は5人だが、イさんのような手法で近隣の
島に連れて行かれた障害者たちがもっといると見て捜査を拡大している。
>>2に続く
▲ソース：CBSノーカットニュース（韓国語）2007/04/20 14:33:56
URLﾘﾝｸ(www.cbs.co.kr)
WEB翻訳後に記者が辞書で修正
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