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●3年間の人身売買、どうして捕まらなかったのか？＝彼らは自分の犯行事実を隠すために
警察署に自ら出向く緻密なことまで見せた。無許可船員紹介の場合、先に自首した場合は
何百万ウォンほどの罰金だけを払えば良いという法の虚点を狙ったことだ。
警察の調査の結果総責のカン容疑者は被害者たちが脱出したという消息を聞けば近隣の
警察署に自ら出向いて「生活が苦しくて無許可で紹介業をした」と陳述、200万ウォン（約25
万円）相当の罰金刑を受ける手法で人身売買の事実を隠してきたことが分かった。
また400余人になる人身売買被害者たちも大部分は一人で生活する独身が多く、また家族
たちが失踪申告さえしない場合が多くて3年の間犯行は実際に明らかにならなかった。
●続く不法船員紹介、人身売買…処罰は綿棍棒＝
西海岸落島地域の場合、劣悪な環境のせいで元気な船員たちさえ乗船を避ける所。『奴隷
船』という別名があるほどだ。
船主たちは不法船員紹介や人身売買方法でなければ船員を募集することができず、
カン容疑者一党の紹介に応じるしかない状況だ。
実際に警察が西海岸島嶼地域を探問捜査（聞き込み）に出た時も船主、養殖事業主たちが
これからの船員募集がもっと難しくなるか心配で捜査を回避したりした。
また人身売買が船員紹介を蝕んで広範囲に行われているが処罰が弱いという点も問題点と
指摘されている。無許可で船員斡旋の場合、初犯は罰金50万ウォン（約6万3000円）、再犯の
場合も罰金100～200万ウォンほどで終わる。
総責のカン容疑者も南浦洞一帯で無許可人身売買紹介業をする人々に「罰金だけを少し
出せば大金を貯めることができる」と言う言葉に心が傾いて初めて犯行を始めたことが
分かった。
悪辣な手法で障害者の人身売買が行われても『職業安全法』によって5年以下の懲役、2000万
ウォン（約254万円）相当の罰金に留まるため、現実に相応しく処罰の水位を調節しなければ
ならないという主張が説得力を得ている。
▲ソース：CBSノーカットニュース（韓国語）2007/04/20 14:33:56
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