07/04/20 00:40:01
同じように30人が死亡しても、中国の人命はアメリカとは違う
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アメリカのバージニア工科大学で16日に発生した乱射事件で33人が死亡したニュースは、
まさに全世界を震撼させたと言っても過言ではない。
世界の主要なメディアは大々的にこれを報道し、各国のリーダーも哀悼の意を表した。
犯人の祖国である韓国では、政府が緊急に内閣会議を招集し、善後策を検討した。
一方、中国の遼寧省で18日に工事事故が発生した。
ある特殊鋼の会社で、溶けた鉄を入れた容器が滑落し、32人が死亡した。
しかし、この事故は明らかに大きな注目を集めていない。
浙江省杭州市のフリーライター☆愛宗(*1)は、この状況を嘆き悲しみ文章を書いた。
彼は、もともと命に軽重も貴賤もないと言う。
一方で、中国では工事の事故や炭鉱の事故が絶えず、しかも毎回数十人が死亡している。
一人の工夫の死は、同時に一つの家庭の意味し、
言い換えれば既に数十万の家庭が一家離散しているのだ。
彼は指摘する。中国の指導者は、アメリカのブッシュ大統領が事件を知ったときに
「恐怖で身震いした」というような考えは持ち合わせていないだろう、と。
ブッシュ夫妻がしたように、自発的に受難者のために祈ったりもしないだろう、と。
また、世界の中には、中国の工事事故や炭鉱事故に対し哀悼の意を表する国家元首はいなければ、
受難者に向けて半旗を掲げる者もいない。
彼はさらに、米中の両国で総計56名が死亡したことについて、心から彼らに対し、
また彼らの家族、親族、学友、友人、そして同郷の人たち皆が安寧を享受することを祈るという。
命が一度限りのもので、なおかつ軽重も貴賤もないものだと考えているからだ。
彼はまた、いったい誰の手がこれらを操っているのだろうか、と問いかけた。
[ 一次ソースは、六四天網 [中国] /記者:黄啓霖]
★ ソースは、台湾国際放送 [台湾] とか。
URLリンク(www.rti.org.tw) (中国語・繁体字)
★ 訳註。
(*1) ☆は、「咎」の「口」「日」。
★ 関連スレ。
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とか。