07/04/17 21:36:59
(東京=聨合ニュース)「日本の裁判所資料にも過去の日本軍の慰安婦強制動員史実が出てい
るのに安倍晋三総理と政府はこれをどうして無視するのか、本当におかしい。」
17日午後、日本の心臓部である東京千代田で有楽町のあるビル。200人余りの報道人と市民
が雲集した中に安倍総理の軍隊慰安婦強制動員詐欺行為発言に対する批判の声が続いた。
発言の主人公は、韓国やフィリピンなど被害国の国民ではなく加害国である日本の著名な
大学教授たちだった。
吉見義明中央大教授は「安倍総理は河野談話は尊重すると言いながら、日本軍の慰安婦強
制動員は認めていない」と砲門を開いた。彼は「安倍総理は'狭義の強制はなかった'から'
(慰安婦強制動員に対して)謝らない'と言っていたが、途中で問題が大きくなると河野談話
は受け継ぐと言葉を変えたものの、日本軍の関与を公開に否認した下村博文官房副長官を
咎めなかった。」「これは強制性を否定する彼の立場が変わらないことを見せてくれるこ
と」と言った。
吉見教授は「役人たちが直接慰安婦を強制動員しなかったから政府や軍の責任がないと言
えるのか」「慰安所は日本軍によって維持され拡張された。軍隊が慰安所を監督と統制し
た。軍隊が民間業者を通じて慰安婦を動員したと言っても、軍隊が一次的な責任者でであ
ることは明らかだ」と指摘した。さらに「慰安所は史実上組織的な'性奴隷'だ。慰安婦た
ちは強圧による拉致と誘拐で集められ監禁された」「安倍総理は狭義の強制性と言う言葉
を動員して強制動員を否認しているが、中国山西省での裁判資料やフィリピン女性たちの
証言、オランダ政府の資料などを見る時、日本軍や役人たちによる強制動員が行われたの
は明らかだ」と言った。
吉見教授は続けて「日本政府は河野談話を認めると言いながらどうして女性の尊厳性は認
めないか」「安倍総理と政府は慰安婦強制動員による女性の尊厳性を無視したことに対し
て明確な立場を明らかにして法的責任を負わなければならない」と要求した。
林博史関東学院大教授も最近、日本メディアを通じて公開された東京裁判資料の中、慰安
婦強制動員を認めた検察調書があったことに言及して「オランダ政府の場合、少なくとも
65人が慰安婦に強制動員されたと確認した。各国が作成した事務文書や判決にも強制連行
事実が認められた」と指摘した。引き続き彼は「このような資料を安倍総理や日本政府が
どうして無視したのか、まことに不思議だ」と声を高めた。
林教授は特に「先月公開された日本国会図書館の靖国神社資料で慰安所を経営した人がこ
の神社に合祀されたことが明らかになった。また、戦犯裁判所で有罪判決を受けて処刑さ
れた軍の幹部もやはり靖国神社に合祀された」「女性たちを誘拐した人物や戦犯として処
刑された人物が、靖国に埋まっていることは深刻な問題だ。日本政府は反省しなければな
らない」と要求した。
この日の行事は、日本の市民団体である『日本軍「慰安婦」問題行動ネットワーク』が日
本駐在外国特派員たちを招待して記者会見の形態で進行された。会見場には内外信記者の
みならず日本市民たちも相当数が席を占めた。彼らは慰安婦問題に対する安倍総理の二重
的な姿勢に対する発表者たちの批判に共感を示した。
ソース:聨合ニュース。(韓国語)<日心臓部で広がった慰安婦問題糾弾声>
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