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ガス田開発、難航必至 自民で対中批判噴出
2007年04月17日 18:31 【共同通信】
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自民党内で17日、日中間の懸案となっている東シナ海ガス田問題をめぐり、
中国の対応に批判が噴出した。政府は日中首脳会談の合意に基づき今年秋
までの共同開発案策定を目指すが、国内調整の難航は必至だ。政府内には
「日中関係改善の動きが足踏みしかねない」(外務省筋)との懸念も出始めており、
安倍晋三首相は難しい判断を迫られそうだ。
自民党が17日開いた外交部会などの合同会議では、安倍首相と温家宝首相の
会談を受け「既にガス田生産を始めようとしている中国と共同開発ができるのか」
との不信の声に加え、「中国に対抗して、日本もガス田を早期に試掘すべきだ」
との強硬論も出た。
中国側は日本をけん制するかのように、領有権で対立する尖閣諸島の周辺などでの
共同開発案を示している。自民党内の異論の背景には、独自に開発を進める一方で、
共同開発についても自国に有利な提案で主導権の確保を狙う中国への強い警戒感がある。