07/04/13 20:20:43 BE:638555797-2BP(135)
韓国の農漁村は慢性的な嫁不足。これを補う国際結婚が急増し、ついに“外国人妻”が40%を超えた。
最も多いのはベトナム人で約35%を占める。ほかは中国朝鮮族、フィリピン人だ。
言葉の壁や文化の違いなど問題も多いのだが、嫁不足にほかの妙手はなく、行政が国際結婚に経済支援まで実施している。
田舎の嫁不足は、若い女性が都会志向であるためだけではない。韓国ではもともと、
儒教思想から跡継ぎ(男の子の出産)が優先される傾向があって、女の子の出生率が低い。
また女性の社会進出で晩婚化も進んだ。
この影響を凝縮して受けているのが農漁村なのだ。
韓国内の国際結婚総数は2001年約1万件。それが06年には3倍の約3万件に急増し、
うちベトナム人女性は1万件にのぼった。大部分は農漁村へ嫁いでいる。
ベトナム女性が多いのは、メコンデルタ地帯で男性の離農者が増え、この地域の若い女性が多いことや、
ベトナム人に国際結婚への抵抗が少ないこと、またベトナムでの「韓流」ブームで韓国男性の人気が
高いことも背景とされる。仲介業者を介した見合いが大半だ。
もっとも韓国政府は事態を深刻に受け止めている。昨年度、初めて「女性結婚移民(国際結婚)
家族社会統合支援政策」を作り、政府を挙げての対策に乗り出した。
地方自治体も、韓国北東部の江原道では外国人の妻をめとった場合に支援金600万ウォン
(約75万円)を支給、東南部の慶尚北道も国際結婚費用として1組500万ウォン(62万円)を補助している。
保健福祉部(省)の調査によると外国人妻の満足度は74点。韓国人同士のカップルより満足度が高く。
夫婦げんかは41%が「ほとんどしない」。もっとも「財産が少ない」「差別を受けた」などトラブルも多いのだが…。
ソース:産経iza
URLリンク(www.iza.ne.jp)