07/04/12 13:23:23
日中 省エネ技術協力を強化へ
対話では、冒頭、甘利経済産業大臣が「国際的なエネルギー情勢が厳しさを増す中、
世界の主要なエネルギー消費国である日本と中国は積極的なリーダーシップを発揮
しなくてはならない」と述べました。
一方、中国の国家発展改革委員会の馬凱主任は「中国のエネルギーの使用効率と世界の
先進レベルとではかなりの差があり、省エネを進める余地が残されている」と述べ、
省エネ分野での日本の協力の拡大に強い期待を示しました。
このあと、具体的な協力について意見が交わされ、中国に省エネ技術を導入する
モデル事業を選んで、日本が資金面で支援することや、技術の導入にあたって
日本側の知的財産権が侵害されないよう双方で監視する枠組みを作ること、さらに、
今後3年間で、中国の省エネ政策に携わる300人を日本が研修生として受け入れる
ことなどで合意しました。
また、電力会社や石油会社のトップら日中のエネルギー関連企業からおよそ600人が
出席したセミナーもあわせて開かれ、石油資源の開発などエネルギー関連の6つの分野で
協力していくことについて、それぞれの企業による調印が行われたほか、互いのビジネス
の拡大に向けて活発な意見交換が行われました。
ソース NHK
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