07/04/10 13:43:56
ソウルにいた時、町内のコンビニ店員はたびたび友人と携帯電話をしながら、雑貨屋の
おばさんはたびたびTVの連続ドラマを見ながら品物を計算していた。こんな状況で1000
ウォンを渡したお客が「1万ウォンを渡したはずだ」と勘違いして主張すれればお互い譲らぬ
大ゲンカになるだけだ。
お客が席に座る前に出発するバス運転手、ほこりや傷を残して去る工事現場作業員も
まだ昔のように見かけるが、この2年間日本の店で品物を売りながらTVを見る主人や
携帯電話をする従業員は見た事がない。
日本はマニュアルが強い国だ。従業員から社長までそうだ。いつでも発生するだろう
トラブルを前もって防止するのに必要なのは簡単なマニュアルとこれに従う集団的拘束力だ。
世界的に通用するマニュアルもあれば、日本でしか通用しない減らず口のマニュアルもある。
日本の世界化と言うのは「日本的マニュアル」を几帳面に「世界的マニュアル」に変える
作業なのだろう。速度が遅く見える時もあるが、それでも開国の瞬間には常に世界化への
強い耐性を見せている。
(以上ソース元より引用終了)