【社説】温首相訪日 安倍首相は「平和憲法を守る」と明確に伝えよ-アジア諸国に警戒感を抱かせるな [4/9]at NEWS4PLUS
【社説】温首相訪日 安倍首相は「平和憲法を守る」と明確に伝えよ-アジア諸国に警戒感を抱かせるな [4/9] - 暇つぶし2ch1:ツンデレおまコンφ ★
07/04/10 08:40:40
中国の温家宝首相が11日に来日する。中国首脳の来日は6年半ぶりだ。

日本と中国がそっぽを向いていては、アジア全体にとっても都合が悪い。昨年の安倍晋三首相の
訪中をきっかけに、首脳の相互訪問が再開されたことは率直に評価したい。

今回は、日中の利害が共通する分野での協力関係を発展させる「戦略的互恵関係」の具体化が
テーマとなる。

しかし、両国間には、歴史認識や日本首相の靖国神社参拝、東シナ海のガス田開発、中国の
軍備拡大など難しい問題が山積している。

中国は、友好親善のシンボルにパンダを贈る「パンダ外交」で知られる。新しい日中関係を築くための
「新パンダ外交」はどうだろうか。

中国の改革・開放政策を主導したトウ小平氏は「白猫であれ黒猫であれ、ネズミを捕るのがよいネコ」
と言った。

白と黒を併せ持つパンダの中国名は「大熊猫」。政治体制や国益の違いを認めつつ、主張すべきこと
はきちんと主張し、譲るべきは譲る。感情的な反日や嫌中の言動に振り回されず、「互恵」の視点から
白猫や黒猫を上手に使えばよい。

実際、経済の分野では、日中はすでに欠かせないパートナーとなっている。政治や外交でも、白だ黒
だと対立点ばかり数えず、白も黒も柔軟に受け止め、解決策を探る前向きの姿勢が必要だ。

もちろん、簡単な話ではない。

日本からみれば、膨張する中国の軍事費や衛星爆破実験などは、アジアの安全保障上、見過ごせない
問題だ。中国側は、日米同盟強化や憲法改正の動き、安倍首相の靖国参拝や慰安婦に関する発言など
に神経をとがらせる。

溝は浅くはないが、日中が相互不信にとらわれ、「相手の損は自国の得」と考えている限り、建設的な
関係は築けない。まずは、北朝鮮の核問題や環境対策など両国が連携でき、ともに恩恵を受ける分野
から協力関係を広げていきたい。

特に、日本が再び軍事大国化するのではないか、という不信感を、中国、韓国をはじめ、アジア諸国が
抱かないようにすることが、関係改善の土台となる。

大きな体にもかかわらず、笹や竹を主食とするパンダは、平和的なイメージがある。経済大国ながら戦争
を放棄している日本にも通じる。

個体数が少ない貴重種のパンダと同様、自衛以外の武力行使を禁じた日本の憲法は、人類史上、
類を見ない希少で貴重な存在である。

就任直後の首相訪中で、せっかく日中雪解けムードが広がったのに、保守化傾向を強める安倍政権の
言動に、中国側も警戒感を示し始めた。

安倍首相は首脳会談で、平和憲法を「絶滅危惧(きぐ)種」にしないという明確なメッセージを伝えるべきだ。
そこから、温首相の言う「氷を溶かす旅」が始まる。

ソース:西日本新聞
URLリンク(www.nishinippon.co.jp)


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