07/04/04 22:18:57
[イーデイリー]韓米自由貿易協定(FTA)は国内の消費者にどんな影響を与えるだろう。まだ詳細な内容
がすべて確認されていないが、消費者は韓米FTAによって質のよい商品をより安く利用することができ
る機会を持つと期待される。韓米FTA2年後、仮想のキャラクター金課長の一日を通じて変化した生活
周辺を見てみよう。
◇金課長、フォードSUV乗って出勤
2009年4月1日水曜日朝。S電子入社11年めの金某(37)課長は米フォード社のスポーツユーティリティー
車両(SUV)`エスケープ(Escape)XLT2.3`に乗って出勤した。金課長は最近この車を2400万ウォン出して
買った。約2年前だったら3500万ウォン以上出さなければならない車だ。しかし年初、発効した韓米
FTAで輸入自動車関税が下がって米国車の価格が1000万ウォン以上下がった。ラジオをつけたら円安現
象が終わって日本の自動車会社が米市場を経由して迂回輸入される可能性が大きくなったと言う。部
品65%程度だけアメリカで調逹すれば米国産と認められるとは。金課長は「もうちょっと待ってトヨタ
車も調べればよかったか」と考えた。
◇米国産牛肉ステーキで昼食
いつのまにか昼休み。金課長はSテレコム金チーム長との昼食約束場所であるTファミリーレストラン
まで歩く。この食堂では米国産牛肉が年初から輸入され、米国産ステーキを新しいメニューで出した。
350gを越えて量も多いうえ、他の国産ステーキより値段も1万4000ウォン、すなわち30%以上安い。味
も良い。金課長は季節の果物もセットさせた。このごろは米国産果物の天下だ。オレンジとグレープ
フルーツ、バナナなどがおいしそうだ。ミラービールも20～30%安くなった。尻馬に乗って国産ビール
の値段も下がった。
◇米国産最低携帯電話`恐ろしいね` （中略）
◇金融競争熾烈 （中略）
◇アメリカドラマほとんどリアルタイムで見る
居間のソニ－LCDTVではアメリカで人気裏に放映中の`ヒーロー`シーズン9の最終回が出ている。この
ごろの放送には海外編成物がうんと増えた。完成度の高いアメリカドラマも多い。金課長は元々アメ
リカドラマが好きで2年前にはDVDで借りて見ていた。しかし、放送会社の海外編成物制限が緩和され
て、敢えてそんな必要が消えた。最初、国内地上波放送とケーブルTVの外国放送物編成比率制限はそ
れぞれ20%と50%水準だった。しかし2009年、地上波放送は外国放送物50%編成制限を受けているが、ケ
ーブルTVは全面自由に任せられている。
◇農民失業者急増..社会問題で
金課長はドラマが終わると最終ニュースにチャネルを回す。画面では戦警と対峙した農民たちのデモ
が真っ最中だ。農民代表は「韓米FTAで農業が忙しくなった」「農村を蘇生させろ」と絶叫している。
TVの中で記者は韓米FTAで特に果樹栽培農家たちが大きい被害を被ったと伝える。農民失業者が20万名
を越え、社会問題に広がる兆しという解説も付け加えられる。金課長はお昼の時、おいしく食べた米
国産ステーキと季節果物のセットが戻ってくるように感じた。重い心で受話器をあげる。田舍で農業
をしているお父さんは今日も眠れない夜を過ごすだろう。
ソース：イーデイリー(韓国語)(韓米FTA時代)あらかじめ行って見た 2009年..金課長の一日
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