07/04/04 12:46:45
▽続報:
■神奈川県警、海自との共同捜査を発表…情報漏えい事件
海上自衛隊第1護衛隊群の護衛艦「しらね」の2等海曹(33)がイージス艦情報を持ち
出した事件で、神奈川県警は4日、海上自衛隊の警務隊と共同で捜査を始めると発表
した。
情報漏えいなどの事件をめぐって、警察当局と自衛隊が共同で捜査するのは極めて
異例。同県警は、持ち出された情報は日米相互防衛援助協定に基づいて防衛大臣が
指定する「特別防衛秘密」にあたる可能性があるとみて、警務隊とともに内容の分析や
漏えいルートの特定を進める。
同県警が2曹の自宅から押収したハードディスクに入っていたファイルには、イージス
艦の性能に関するとみられる「数値」が記録されていた。県警は情報の解析を進めて
きたが、極めて秘匿性の高い情報であるうえ、自衛隊内で広範囲に漏えいしていた可
能性も出てきた。このため、海自の協力が不可欠と判断した。県警では「あらゆる法令
を考えて捜査にあたる」としている。
警務隊は自衛隊内部の犯罪捜査を行う防衛大臣直属の組織で、隊員は司法警察職
員として逮捕権も持つ。 (2007年4月4日12時6分 読売新聞)
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