07/04/02 15:08:37
韓国と米国の自由貿易協定（FTA）締結交渉が劇的に妥結した2日、インターネットでは賛否両論が噴出した。
賛成がやや多かったものの、厳しい状況に置かれた韓国経済を懸念する意見も多かった。賛成の意を示した
あるネットユーザー（jdr1000）は「独占できなくなった『貴族労組』の将来は暗くなったが、
庶民にとっては物価も下がり、はるかに良いこと」とし「消費者の厚生も良くなり、働き口も増えるだろう」
と期待感を示した。他のネットユーザー（aya080）も「独占している韓国自動車大手の暴利がなくなり、
米国産日本車などへの関税が撤廃されるだろう。また、関税撤廃による価格下落の幅はそう大きくない
はずだが、さらに良いサービスとさらに安い価格に車を購買できるだろう」とした。長い間交渉に臨んできた
交渉団と盧武鉉（ノ・ムヒョン）大統領に感謝の意を伝えるネットユーザーもいた。
あるネットユーザー（2007allpass）はポータルサイトの掲示板に「FTA妥結はこれまで失敗だけしてきた
盧大統領の唯一の業績に評価される」とし「これ一つだけで、韓国歴史は同大統領を記憶するだろう。
ご苦労様でした、盧大統領」という文を残した。
反対する声も高い。反対の意見を伝えたネットユーザー（chaosfractal）は「謹弔・韓国経済」と
題付けられた文で「失業者の続出、福祉の縮小、農民・中小企業の破産。韓国政府は毎日のように
米企業に訴えられ、国民は被害の補償で苦労するだろう」とした。他のネットユーザー（burningtiger）は
「得るもののほかに失うものも考えてみるべき」とし「自動車をたくさん売って、服を少し売ったからといって
良い気持ちになれるか。今後骨のかけらが入っている牛肉も食べなくちゃならないのに…」と書き込んだ。
FTA交渉が妥結した4月2日を「韓国が主権を喪失した日」と評し「韓国は米国との戦争で敗れた。降参した国の
国民は悲しいだけ。今日で韓国は主権を喪失し、米国の属国になってしまった」という文を残した
ネットユーザー（bigdick007）もいた。
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