【朝日】満州、朝鮮、台湾・・・植民地に発行されていた朝日新聞を復刻 戦時下の10年分[04/03]at NEWS4PLUS
【朝日】満州、朝鮮、台湾・・・植民地に発行されていた朝日新聞を復刻 戦時下の10年分[04/03] - 暇つぶし2ch1:壱軸冠蝶φ ★
07/04/02 11:07:39
1935年から45年までの間、朝日新聞が「満州国」や植民地の台湾・朝鮮などの読者
向けに印刷していた「外地版」が、東京の「ゆまに書房」によって復刻されることになった。

5月下旬には第1期分(35年12月から36年末まで)が刊行される。外地版の原本は、
朝日新聞が社内用の資料として北九州市の西部本社で保存しており、一部の研究者の
目にふれるだけだった。

戦時下の植民地で実際に何が行われていたかを検証する上で貴重な基礎資料となりそうだ。

復刻される外地版は、時期によって編集の仕方が変わるが、第1期分は「朝鮮西北版」
▽「南鮮版」▽「満州版」▽「台湾版」の全4種類が、それぞれA3サイズで約300ページの
本になる。年に2回発行し、5年で完結するという。

外地版は、戦前からの日本のアジア侵略に伴って各地に進出した日本人が主な購読者
だった。45年3月当時は西部本社で印刷し、約28万部を発行。同時期の西部本社発行
部数の3分の1以上を占めていた。輸送は船などで行っていたが、敗戦で廃刊となった。

復刻される各版を読むと、植民地統治や日本の傀儡(かいらい)国家だった「満州国」を
賛美する記事が多く、抗日勢力への警戒心が強いことがわかる。

例えば、35年12月17日付の「満州版」では、首都・新京(現・長春)の建設が進むさまを
写真入りで紹介する連載を始めている。

また、36年1月7日付の同版は「零下四十度の酷寒 迎春よそに討匪(とうひ)行」の見出し
で、関東軍の抗日ゲリラ掃討工作を紹介。

同年1月5日付の「南鮮版」のトップ記事は、宇垣一成・朝鮮総督の新年の抱負を写真入り
で載せている。 一方で、日常的な話題や時代を反映した事件記事なども多い。

同年3月6日付の同版では、若い朝鮮人が大邱の山で、山頂結婚式を行うという話題がトップ。

同年6月28日付の「満州版」では、日満親善を口実に「満州国」幹部などをだまし、金銭を
詐取した日本人の逮捕が報じられている。

1915年から35年までの朝鮮や「満州」向けの版や一部の台湾版は大阪本社に保存され、
マイクロフィルムの形で市販されている。

それに続く戦時期の紙面が西部本社に保存されていることが研究者の間で話題となり、
「ゆまに書房」が復刻を計画。朝日新聞も同意した。植民地朝鮮の社会・経済史を研究する
九州国際大の坂本悠一教授が監修する。

     ◇

〈おことわり〉文中にある「南鮮版」の「鮮」という呼称は、「朝鮮」の意味で、植民地時代に
日本人が蔑称(べっしょう)として使った。「京城」は現在のソウルで、植民地時代に日本が
使った呼称。いずれも不適切な言葉ですが、歴史的な名称として使いました。


ソース:朝日新聞
URLリンク(www.asahi.com)



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