【京都新聞】国は戦後史観の見直しに熱心だが、『蟻の兵隊』奥村和一さんのような存在には目が向かないらしい[04/02]at NEWS4PLUS
【京都新聞】国は戦後史観の見直しに熱心だが、『蟻の兵隊』奥村和一さんのような存在には目が向かないらしい[04/02] - 暇つぶし2ch1:壱軸冠蝶φ ★
07/04/02 10:46:33
日本の敗戦から三年以上も過ぎたのに、まだ中国で戦っている部隊がいた。山西省に
いた陸軍の約二千六百人が、中国国民党系の軍閥に合流し、共産党軍と戦ったのだ

▼元残留兵の奥村和一さん(八二)を追ったドキュメンタリー映画「蟻(あり)の兵隊」は、
「皇軍」の知られざる実態を、明るみに出した。京都など各地に続き、昨日は草津でも
上映された

▼奥村さんたちは、国に逃げ帰った第一軍司令官らによって自発的に現地に残ったことに
させられてしまう。帰国後の軍人恩給も支給されない。裁判を起こすが認めてもらえない

▼中国残留孤児は国による「棄民」だが、奥村さんたちの場合は「棄兵」としか言いようが
ない。国がその後、責任を取りたがらない姿勢も、共通している

▼映画は奥村さんが六十年ぶりに現地を訪れ、中国人を殺した自らの過去に苦悩する
場面も映し出す。悲惨な体験を持つ中国人女性が「家族に戦争のことを語りなさい」と
奥村さんを慰める場面もある

▼安倍晋三政権は戦後史観の見直しに熱心だ。だが為政者たちは、奥村さんのような
存在には目が向かないらしい。高校教科書検定では、沖縄戦について「中には日本軍に
集団自決を強要された人もいた」との表現に修正が求められたという。

「軍の強要はない」とでも言いたげな姿勢は、奥村さんたちへの国の対応と相通じる
気がしてならない。


依頼スレ>>133さんの依頼に基づき立てました。
スレリンク(news4plus板:133番)

関連スレ:(dat落ち)
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スレリンク(news4plus板)l50

ソース:京都新聞 凡語(4月1日付)
URLリンク(www.kyoto-np.co.jp)


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