【中国】 四川省自貢市で土地強制収用で再び衝突発生、村民多数負傷 [03/31]at NEWS4PLUS
【中国】 四川省自貢市で土地強制収用で再び衝突発生、村民多数負傷 [03/31] - 暇つぶし2ch1:Mimirφφ ★
07/03/31 20:11:13
■四川省自貢市:土地強制収用再び衝突発生、村民多数負傷
 【大紀元日本3月31日】
 四川省自貢市で、政府当局が主導する土地の強制収用で、再び村民と衝突が発生し、
暴漢らに襲われた数十人の村民は、多数が負傷した。

 ラジオ自由アジアの報道によると、自貢大安区および鳳鵬郷政府関係者、警察、工事関係者ら
200人余りの一行は、3月29日早朝、地元大湾村3組にて工事を強行しようとし、老婦が中心となる
60数人の村民たちはそれに対して抗議した。工事を止めようとした村民たちは、警察と工事関係者らに
暴力を振るわれ、多数が負傷した。

 現場にいた村民・頼さんによると、村の多くの婦人が警察と工事関係者らに殴られ、足が腫れ上がったり、
胸がうっ血したりしたと語り、また、引っ張られ、引きずられた婦人もいたという。頼さんはこれまでに何度も
同じことがあったとし、村民たちの生活保障問題を解決してくれない限り、工事はさせないと訴えた。

 また、同様に現場にいた郷人民大会代表の劉遠芬氏は事件当時、省紀委に緊急連絡で電話を入れたが、
回答は「分かった」のみだった。劉氏は緊急時に、村民は自らの力で自分を守るしかないと嘆いた。

 一方、自貢市の人権活動家・劉正友氏は村民の緊急連絡を受け、午前9時に現場に駆けつけ、
当局が強制的に土地収用する証拠写真を撮った。劉氏によると、現場には暴力団関係者もいたという。
村民は60人足らず、殆どが50歳以上の婦人で、スクレーパーの稼動を止めるために、86歳最年長の
婦人は現場に座り込みをしていたという。

 同市の各部門の警察および政府関係者らは、人権活動家の劉氏をよく知っており、同氏が現場に
現れたことに対して、今回の強制収用・工事を強行する事実が社会に知られることを意味することから、
当局および関係者らは世論を恐れたため、昼頃に引き上げた。

 大湾村3組には198人の村民が在住しており、90年代末、地元政府は道路および陸橋の建築を理由に、
9・3ヘクタール余りの土地を収用した。しかし、村民に与えられた土地補償金は標準金額より低いものの、
1人1万1千元(約16万7200円)だった。さらに、収用された土地の利用は当局が説明した道路および陸橋に
使用されたのが約1・9ヘクタールのみだったという。今回は政府当局が工事を強行したが、当局および
工事側は土地収用の書類の提出はできないでいるという。

 前出の郷人民大会代表・劉氏は何度も人大会議で、大湾村の土地不法収用問題を取り上げたが、
上層部の指導者らは重視しすどころか、劉氏を何度も呼び出して、脅かしたりすかしたりして村民の
権利主張を止めさせようとした。劉氏はそれに対し、自分は2006年に民衆に選ばれ代表になったことから、
民衆のために土地を守ってあげることは、何の法律にも違反していないと主張した。劉氏は自分には
十分な理由があることから、上層部からの脅かしには応じないと断固とした決意を示した。

(07/03/31 12:07)
URLリンク(jp.epochtimes.com)


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