07/03/30 12:31:46
日本軍「慰安婦」問題に対する国際的批判の声が高まっている。しかし、日本政府は「官憲に
よる強制連行を直接示す記述を見つけることができなかった」と言い逃れる姿勢だ。果たして
本当に日本軍「慰安婦」の強制動員は事実ではないのか?
日本「文献証拠ない」…はっきりとした証言を無視
日本帝国主義強点期に日本軍慰安所に連行し、組織的に性的奴隷を強要された女性たちを
日本軍「慰安婦」と呼ぶ。このような戦争犯罪に対して日本政府は官憲や日本軍による強制
動員を裏付ける「直接的証拠」はないと主張してきた。「直接的証拠」とは明示された文献記録
をいう。文献記録の不在は歴史的事実の不在を意味するのか。
学界では日本軍「慰安婦」制度が1932年、中国上海駐屯日本軍によって始まったものとみ
ている。民間人女性に対する兵士たちの大規模な性的暴行を防止し、性病が広がることを阻
むために施行された。以後、中国と東南アジアなどで日本軍が運営した慰安所には多くの国
籍の女性が10万人以上供給されたものと見ている。
日本軍の性的奴隷にさせられた大部分の女性は、自分が経験した無惨なことを墓場まで持っ
て行った。しかし、1990年代以後「慰安婦」だった女性たちの証言が出てから、その事実が
本格的に知られ始めた。国際社会では「慰安婦」という名称が加害者の観点で付けられたこ
とだとし、「日本軍による性的奴隷」と言わなければならないという主張も出ている。
ところで日本政府はその証言が日本政府と軍隊によって選別され、歪曲された文献より直接
的なものではないと主張するのだ。彼らの歴史意識を問わざるを得ない状況だ。過去を通じ
て何を学ぶか、どんな未来を追い求めるかを決めるのが現在の歴史意識だ。日本政府を国
際社会が非難する理由は、そうした歴史意識を助長する国家とともに果たして平和と共存の
未来を模索することができるかという深刻な懸念によるものであるだろう。
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