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社説】上海万博に思う日中の課題と成功への道
2007/03/29(木) 18:43:46更新
【サーチナの視点】―(30)
(前略)
■日本及び日本人にとっての上海万博
上海万博が従来と異なるもうひとつの点は、開催国以外の企業に対しても独自の展示館設置が認められて
いることだ。浦西会場に16のパビリオンからなる企業館ゾーンを特設し、1業種1社、計50社の出展を募って
いる。20日の説明会には、トヨタ自動車やソニー、キヤノンなど有力企業の担当者ら約400人が集まった。
数は限られるが、出展する日本企業にとっては、企業広報の絶好の機会となる。
出展する企業には、ビジネスはもちろんだが、その先進技術が今後の中国社会の健全な発展にいかに貢献
できるかを十分に伝えてもらたい。環境や省エネ技術などを誇る日本企業の腕の見せ所でもある。
同様に日本政府館にも大いに期待したい。4月の温家宝首相訪日を控え、昨年10月以来表面的には激変した
感のある日中関係だが、わずか2年前の今ごろは上海の市街が反日デモで騒然となっていた事実を忘れては
ならない。
上海万博での日本館は、21世紀に日本と中国がしっかり共存していくための礎として中国の人々に
確固たるメッセージを示す場であってほしいと願う。そのためには、日本庭園や伝統文化のパフォーマンス
だけでは不十分だろう。
また、この期間中に上海を訪れて万博を見物する日本の市民にも望みたい。「忘れっぽい」日本人は、
ともすれば90年代以降の上海の華々しさのみに惹かれがちだが、上海が万国博覧会を開催するまでに
至った歴史と、その過程で日本と中国がどのように関わってきたのかを改めて考えてみることを。
(前略部分は>>2以降に)
関連スレ:
【万博】 上海万博のスローガンは「勤勉、節約、清廉」 [03/25]
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ソース:中国情報局
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