07/03/29 23:46:37
国立中央博物館(金紅男〈キム・ホンナム〉館長)は28日、最近論争となっている
無垢(むく)浄光大陀羅尼(だらに)経の製作時期に関し、記者会見で「この経典は
8世紀初めの統一新羅代に製作されたものとみられる」との見解を発表した。
無垢浄光大陀羅尼経はこれまで8世紀初めに製作された「世界最古の木版印刷物」として知られてきた。
しかし、釈迦塔の舎利蔵置からこの経典と一緒に発見された「釈迦塔重修記」(塔を補修した後に納めた補修記録)に
「高麗時代の1024年、釈迦塔を補修し、無垢浄光大陀羅尼経を納めた」という文が最近判読され、
製作時期に対する論争が起きていた。
中央博物館は統一新羅代の製作と判断した理由について、この経典に唐の則天武后が執権した
690年から704年の間だけ通用していた漢字が頻繁に使用されており、文字の形態も新羅特有の
書体である点を指摘した。また、紙も新羅特有の楮紙(こうぞし)で、顕微鏡による分析の結果、
釈迦塔から発見されたほかの高麗時代の文書より紙の密度が低く、重修記の判読結果からも
無垢浄光大陀羅尼経の製作時期を裏付けるだけの特別な証拠は発見されなかったと説明した。
朝鮮日報
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【スクープ】韓国木版印刷物は世界最古じゃなかった!?
世界最古の木版印刷物として国史(韓国史)教科書にも掲載されている「無垢浄光大陀羅尼経」が、
新羅時代(8世紀初めから751年以前)のものではなく、高麗初期(11世紀前半)のものであることを示す
史料が発見された。
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中央博物館、「無垢浄光大陀羅尼経」制作時期にノーコメント
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参考に…(Wikipedia)
新羅
URLリンク(ja.wikipedia.org)
高麗
URLリンク(ja.wikipedia.org)