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庄内沖の韓国船コンテナ落下:引き揚げ費用の負担割合報告--県漁協対策会議 /山形
庄内沖で引き揚げられた沈下コンテナの解体などが終わり、27日、酒田市の県漁協で
開かれた対策会議で経緯や引き揚げ費用の負担割合などが報告された。
コンテナは韓国船籍の船から落下、鶴岡市加茂港沖のタラ漁場に沈んだ。昨年夏、
3個を引き揚げて酒田港で保管していたが落とし主が現れず、県が処分した。
鉄製のコンテナ3個計約20トンはスクラップにして1トン2万円で売却、
ロール紙約92・5トンは再生紙としてリサイクルするが、乾燥、裁断費用に
約178万円掛かった。
引き揚げ事業費は約3億9000万円。国の補助のほか、県、沿岸市町、
県漁協などが負担する。県は韓国船主側に撤去費用を請求しているが、
回答がないという。漁業関係者からは再発防止の法整備を求める意見が出た。
【粕谷昭二】
毎日新聞 2007年3月28日
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