07/03/28 15:56:40 k2AZP9WV
日本政府側が主張する強制連行の証拠がないという点
だがこの主張が海外にあまり受け入れられないのには理由がある
一つ、では日本側のいうその証拠とは何を意味するのか?
それは軍や官憲による命令書のような事務書類である
「慰安婦をいかなる方法でも捕らえ、何処何処へ何人移送すること」
わかりやすくいえばこんな命令書である
しかし考えても見て欲しい
わざわざ軍や官憲がそのような非人道的な行為を命ずる書類を作るだろうか?
それはありえない
そうした存在しないものを探したところで出てこないのは自明である
実際そうした命令書を見たという証言も聞いたことが無い
では現実に強制連行が本当になかったのか?
慰安所は確かにあった
慰安所の経営は民間で行われていた
しかし慰安所は許認可も含めて軍の統制化に事実上おかれていたのも事実だ
ましてや軍政下といってもいい当時の日本だ
「今度いつまでに何処何処に慰安所が欲しい、慰安婦は何人で頼む」
そう軍関係者にいわれれば
期日までに慰安婦を揃えなければならない
日本軍の戦線が拡大すると共に慰安所の数は膨大な数に増加していった
すると慰安婦確保がだんだん困難になっていったであろうことは容易に推測できる
そうした中で乱暴な形で連れて行かれた女性がいたとして
何の不思議があるだろうか
そしてこうした証言がまさに慰安婦等によって行われているのである
話を戻すと
日本政府のいう「明白な証拠(命令書)」がなくても
軍の統制化に置かれた業者による強制的な連行が行われた場合
日本政府に責任がないといえるのか
外国で非難を受けている理由はここにある