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離散家族テレビ面会再開、韓国側は行事拡大求める声 2007/03/27 12:47
【ソウル27日聯合】第5回南北離散家族テレビ面会が27日、全国9地域13会場で一斉に開催された。
13カ月ぶりの再開となった今回のテレビ面会は、ソウル市内の大韓赤十字社本社と地域の赤十字社に
設置された面会場で、29日まで行われる。南北各60家族865人が1日40家族ずつ、スクリーンを
通して再会する。
大韓赤十字社の韓完相(ハン・ワンサン)総裁は、テレビ面会再開を記念し、朝鮮赤十字会中央委員会の
張在彦(チャン・ジェオン)委員長とテレビ対話を行った。その中で、年間2~3回、200~300人ずつと
いう離散家族面会の現状では苦しみを早期に解決することはできないとの考えを示し、面会行事の
拡大を強く求めた。
また韓総裁は、「南北分断による家族や民族の苦しみは非常に大きい」とし、政治や経済、軍事
すべての問題を越えた精神で解決していこうと強調した。平和という最も大事な遺産を子孫に残せるよう、
南北の赤十字社がともに努力していくべきだと北朝鮮側に呼びかけた。
これに対し張委員長は、「テレビ面会は南北が知恵を絞った独特な面会」だとし、離散した家族の
子孫が遠い道のりをたどることなく再会できるようになったことは非常によろこばしいことだと評価した。
民族同士の問題は民族が力を合わせて解決する必要があるとし、互いに協力し離散家族がともに
暮らせる日を早期に実現しようと述べた。
一方、大韓赤十字本社でテレビ面会を視察した統一部の李在禎(イ・ジェジョン)長官は、平壌に
テレビ面会センター、金剛山に離散家族面会所を設置すれば、定期的に離散家族面会が行えるよう
最大限の努力をするとの考えを明らかにした。離散家族の苦しみを癒やす事業は、いかなる政治的
理由があろうと中断してはならないと強調した。その上で、10月から開かれる赤十字会談で、離散
家族面会の定例化問題を扱う考えだと述べた。
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