07/03/25 19:12:28
南京のバンドが南京大虐殺を記録するレコードを自費出版
今年は中国を侵略した日本軍による南京大虐殺70周年だ。南京では南京の三人の青年と一人の少女が
ロックバンドを結成し、『1937南京警報』という英語のロックアルバムを自費出版して、若い観衆に
ロックを通じて歴史への理解と国辱を心に刻ませるために、南京の各バーで演奏して廻っている。
"バーも愛国教育の場であるべきだ"
昨日午後四時半、漢中路にある極地77音楽バーは100名以上の若者で溢れ返り、1937年12月13日
南京陥落後、中国を侵略した日本軍が行った、人としての理性や感情を喪失した歴史的大虐殺の歌に
耳を傾けていた。『お前は逃げたいと思うが、街は既に業火に包まれている。お前は日本鬼子を目にする。
あんなにも恐ろしく不安で…』ロック歌手が感情をほとばしらせて英語で歌うにつれて、観衆は皆息を殺し、
曲が終了すると万雷の拍手が響いた。
このロックバンドは"ANGRYJERKS"といい、メンバーはボーカルの高峰(24・男)、ギターの劉振興(27・男)、
ドラムの杜威(25・男)、ベースの☆(※にすいに馬)暁娜(20・女)で四人とも南京の出身だ。
ボーカルの高峰の話、『私は小さい頃から南京大虐殺の屈辱的な歴史を十分に理解し、国辱を心に刻み
忘れませんでした。南京大虐殺70周年の今年、南京の若者として、音楽を熱愛する我々は
《1937南京警報》を作曲しました。国辱を忘れたにために。そして更に多くの若者にロックを通して歴史を
理解させ、国辱をしっかりと心に刻ませるために。』
南京の各バーを演奏して廻らねば
《1937南京警報》は英語のロックだ。ベースの☆暁娜が記者に何故英語の歌詞にしたかを語ってくれた。
『南京に来る外国の若者は皆バーに行くのが好きです。多くの人が習慣としています。だから我々は
英語を用い、一方でロックに近づいてもらい、もう一方で外国人に南京大虐殺を理解してもらうのです。
南京で南京大虐殺を知らない人はいませんが、外国人で知っている人は少ないのです。』
南京大虐殺70周年を記念するために、この4人の若者はまた自費出版でレコードを出すことに決めた。
さらに、彼らは今年の12月末まで南京各バーを演奏して廻る。
China Radio International (簡体字) URLリンク(gb.cri.cn)