【韓国】高麗の優れた科学技術の一つ天文学。太陽黒点に関する記録ではガリレオの発見より500年以上古い[03/23]at NEWS4PLUS
【韓国】高麗の優れた科学技術の一つ天文学。太陽黒点に関する記録ではガリレオの発見より500年以上古い[03/23] - 暇つぶし2ch1:超イケメンマスク( ヽ´`ω´ )φ ★
07/03/23 17:48:38
918年に王建が建国した高麗は936年に全国統一を果たし、その後1392年までの約500年間、
文化的にも隆盛を極め世界的にも知られた。英語のコリアが高麗に由来することはあらためて述べ
るまでもない。ちなみに、筆者が教壇に立つ朝鮮大学校の英語名であるコリア・ユニバーシティは、
ソウルでは高麗大学校を指す。

高麗の優れた科学技術は多岐にわたるが、まず、第一に挙げなければならないのは天文学である。
高麗時代の天文観測記録は、「高麗史」の天文志および五行志に記録されているが、そこには日食
135回、彗星87回などの記録がある。特筆すべきは太陽黒点に関する記録で1024~1383年ま
でに34回が確認されている。一般的には1610年のガリレオによる発見が世界最初といわれている
が、高麗の観測はそれよりも500年以上も早い。さらに重要なことは長期間にわたって観測されたこ
とで、その間隔7.3~17.1年から平均周期が確認できることである。太陽黒点の数が11年周期で
増減を繰り返すことは1843年に発見された事実で、これが太陽物理学の基礎となった。高麗の観
測記録はそれに先立つものであると同時に、約800年前の太陽も現在と同じような活動を行っていた
ことを実証する実に貴重な資料なのである。

余談になるが、イタリアのフィレンツェ科学史博物館にはガリレオの望遠鏡(19世紀の複製品)が所
蔵されており、東京の国立科学博物館で展示されたことがあった。1メートルほどの望遠鏡で、これ
でよく土星の輪や木星の衛星が確認できたものだ、と感心したことがある。

高麗には「書雲観」と呼ばれる天文観測を担当する部署があったが、開城の宮廷址の近くには写真
のような天文台の築台が残っている。花崗岩製で四隅と真中の柱によって2階部分の床を支えてい
るが、その床にはいくつかの穴があり、そこに柱を立て上部にも構造物があったと考えられている。
図は、その考えに基づく復元想像図であるが、有名な慶州の新羅・瞻星台と比べ非常にすっきりとし
た様式である。築台は真北から東に15度傾いており、地球自転軸の1年の変化から逆算して918年
に建造されたものではないかと推定されている。

天文観測は暦書の作成に役立てられたが、とくに書雲観・官吏であった姜保が1343年に執筆した
「授時暦捷法立成」は高い水準の天文理論書と評価されている。例えば、そこでは季節によって異な
る黄道上での太陽の早さを求めているが、高次補間法と多項式に関する便利な計算式が用いられ
ており、それは18世紀のイギリスの数学者ホーナーによる方法と類似するものであることが、最近
の研究によって明らかになっている。

URLリンク(www1.korea-np.co.jp)



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