07/03/22 12:23:01
金成一（キム・ソンイル）空軍参謀総長が先月13日に忠清南道海上で起きたKF16戦闘機墜
落事故の責任を取って21日に辞意を表明した。
この事故機だけではなく同機種のKF16の標本調査でもエンジンの整備不良が数多く発見され、
これらの責任を取って辞意を決意したものとみられる。KF16は韓国空軍の主力戦闘機で現
在百二十数機を保有している。
エンジンを製造した米国P&W社は、1993年と94年製造のエンジン動翼シャフトの一部が熱処
理不良のため強度に問題があることを確認し、墜落した事故機を含む27機の部品を2004年
までに交換するよう2000年に伝えてきた。ところが現場では事故機に対してその作業を行わ
なかったことが明らかになった。
特に主力戦闘機の整備不良が広範囲に広がっていることが分かり、任期（2年）を7カか月残し
た金総長が18日に金章洙（キム・ジャンス）国防相に辞意を表明したという。
監査院と国防部は空軍に対する特別監査を開始した。特に2004年6月29日の事故機に対する
整備記録に「分解の結果、エンジンに異常なし」と記録されており、整備記録に手を加えた可能
性があるとして調査を行っている。
さらに先月27日にアフガニスタンでの爆弾テロで死亡した韓国兵の哀悼期間中に金参謀総長
が将校とゴルフを行った事実も軍の内部調査で明らかになり、これも辞意を表明した理由の一
つとみられている。
金参謀総長は空軍広報室を通じたマスコミへの発表文で、「KF16事故の調査で空軍による軍
需物資支援に多くの問題あることが分かり、関係者に対する懲戒が避けられず衝撃を受けて
いる。国民に謝罪したい」とし、ゴルフ問題についても「公務を行う者として問題を起こしたことを
謝罪する」と表明した。
大統領府は金参謀総長の辞表を受理する考えだ。4月の軍関係者人事の前後に任命される後
任にはペ・チャンシク空軍作戦司令官、イ・チャン空軍士官学校校長、イ・ヨンハ空軍参謀次官、
キム・ウンギ合同参謀本部情報本部長など将校クラスが候補として挙がっている。
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【韓国】空軍の最新鋭戦闘機Ｆ－１５Ｋがマンホールに落ち、左翼を破損（ＣＧ再現動画あり） ★６ ［02/19］
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