07/03/21 15:25:37
(ソウル=聨合ニュース)ソウル市消防防災本部は非常口設置が構造的に不可能な多重利用施
設に対し、簡易スプリンクラーを設置する場合、非常口を兔除する事にしたと20日明らか
にした。
2004年5月制定された`消防施設設置維持及び安全管理に関する法律'は一般飲食店、クラブ、
遊興酒店、カラオケ、予備校などすべての多重利用施設に対して非常口の設置を義務化し
たが、これをちょっと緩和することにしたのだ。本部は非常口設置が困難な場合、室内装
飾(壁・天井)の90%を不燃化するとか、簡易スプリンクラーを設置すれば非常口の設置を兔
除する事にした。
このような例外を認められることができる場合は
▲地階で三面(出入口ある面を除く)が壁。耐力壁なのでこれを手をつければ建築物の安全
が問題になる場合
▲外壁が全面ガラス構造の場合
▲非常口設置部分に都市ガス配管などがある場合などだ。
本部関系者は「財政的原因で、あるいは建築構造上非常口設置の難しい店が多い現実を勘
案して、各種消防安全施設設置指針を緩和して適用しようということ」言った。この緩和
指針は去る2日、消防防災庁が各市・道消防防災本部に通達し、全国的に一括適用される。
消防防災庁は2004年、非常口設置を義務化し、2006年5月まで猶予したが、経済的負担によ
る事業主たちの反発、消防条件などを考慮、猶予期間をもう1年(2007年5月30日まで)延ば
した。しかし、猶予期間満了を2ヶ月後に控えて19日、現在もソウル市内の非常口設置義
務対象2万9千253ヶ所中、51.1%(1万4千943ヶ所)だけが設備を完備した状態だ。
(中略)
本部関系者は「猶予期間中に消防設備を完備することができなければ、反則金200万ウォン
と施設補完命令が下される」「非常口の免除など、指針が緩和されただけ期間内にすべて
の店が積極的に完備してほしい」と言った。
ソース:聨合ニュース(韓国語)ソウル市「スプリンクラー設置すれば非常口免除」
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