07/03/18 17:21:58
植民地時代末期の韓国人を加害者、日本人を被害者として描写し、歴史歪曲論議を引き起こ
した「ヨーコの話」(原題:So Far From the Bamboo Grove)を学校教材として使用しな
い、という米地方教育当局の決定が下された。
米メリーランド州モンゴメリーカウンティ教育委員会は16日、駐米韓国大使館と韓国人団体あ
てに送った公文で、「『ヨーコの話』が歴史的な不正確さと韓国人を誤って描写した内容を含ん
でいるという結論を出した」とし、この本を推奨図書および教材推薦図書目録から「削除」
(remove)することにした、と通報した。
「ヨーコの話」の歴史歪曲論議が浮上した後、米国の一部の私立学校とニューヨークのある公
立学校がこの本の教材使用を中断したことはあるが、教育当局レベルでこうした決定が下され
たのは今回が初めて。
米国の首都ワシントンDCと隣接したモンゴメリーカウンティでは区域内34の中学校の相当数
が「ヨーコの話」を教材として採択してきた。
カウンティ教育委員会側は、韓国人保護者と駐米大使館側がこの本の問題点を指摘しながら
教材使用の中断を要請したことを受け、検討作業と内部協議を行ってきた結果、薦図書目録か
ら削除することを決定した。
この本の教材使用中断運動に率先してきた首都圏メリーランド韓国人会のジュン・ユン副会長
は「こうした決定が出てきてうれしい。最初の一歩を踏み出しただけに、今後は他の地域でも
『ヨーコの話』が教材として使用されないよう積極的に努力していく」と語った。
URLリンク(japanese.joins.com)