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【医療】動脈瘤肥大を抑える物質 阪大、ネズミで効果確認[03/17] - 暇つぶし2ch1:壱軸冠蝶φ ★
07/03/17 16:25:11
腹部や胸部の大動脈がこぶのように膨らむ大動脈瘤(りゅう)は、破裂すると突然死する
恐れが高い。その大動脈瘤が大きくなるのをとどめる物質を、大阪大の三宅隆医師や
森下竜一教授(ともに遺伝子治療学)らが開発し、ネズミで効果を確認した。

小さいままにできれば破裂の恐れが低くなる。脳動脈瘤などへの応用も考えられ、
森下さんは「患者の不安が和らぐ。安全性を確かめ臨床応用につなげたい」という。

動脈瘤は、加齢や動脈硬化に伴って、炎症が起きたり組織が壊れたりして血管の壁が
もろくなった動脈が、血圧の影響で膨らんで起きる。

炎症や組織の破壊は、それぞれ誘因物質が知られている。森下さんらは誘因物質を
直接壊したりするのではなく、誘因物質が働きかける核酸とよく似た「おとり核酸」を
合成し、動脈瘤の近くに入れる戦略をとった。
誘因物質の大半が「おとり」に引っかかって、炎症や組織の破壊が進まなくなると考えた。

腹部大動脈瘤を発症させたネズミで実験したところ、「おとり核酸」を大動脈近くの腹腔
(ふくくう)内に注入した場合のこぶの断面積は、1週間後で平均3平方ミリ(注入しなかった
ネズミでは5平方ミリ)、2週間後で6平方ミリ(同13平方ミリ)と膨らみ具合が抑えられ、
4週間後も維持された。

近年、健康診断で直径3センチ前後の小さな腹部大動脈瘤が見つかるケースが増えている。
治療に危険を伴うこともあり、破裂の恐れが高まる5~6センチになるまで待ってから手術や
ステントという器具で治療することが多い。その間、患者は不安と隣り合わせになる。

胸部大動脈瘤や脳動脈瘤などへの応用をにらみ、静脈内に注入できるよう「おとり核酸」の
微小粒子化に取り組んでいるほか、薄膜状や寒天状にして細い管(カテーテル)で患部に
入れることも検討している。

成果は17日、神戸市で開催中の日本循環器学会で発表される。


図:腹部大動脈瘤が大きくなるのをとどめる仕組みのイメージ
URLリンク(www.asahi.com)

ソース:朝日新聞(2007年03月17日06時27分)
URLリンク(www.asahi.com)


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