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◆2003/05/29 「真相解明は「やぶの中」 アジアの研究者に警告 遺伝子スパイ 共同通信
【クリーブランド(米オハイオ州)28日共同=伊藤英一】日本人研究者二人がDNA試料を
持ち出したとされる遺伝子スパイ事件は、クリーブランド連邦地裁が二十八日、偽証罪に
問われた米カンザス大助教授、芹沢宏明被告に有罪判決を言い渡したことで、一応の区切りを迎えた。
今後、事件で主犯格とされ、日本に滞在中の岡本卓被告=元理化学研究所チームリーダー=の
米国への身柄引き渡しが実現しなければ、日本の学界や産業界などに大きな衝撃を与えた事件の
真相解明は「やぶの中」のまま、事実上の幕引きとなりそうだ。
その一方で、米学界などからは従来、欧米各国に比べアジア各国の研究者は「研究成果の
知的所有権保護にルーズ」との指摘があり、これに強く“警告”する役割を果たしたといえそうだ。
芹沢被告と岡本被告は、ともに二○○一年五月に起訴された。昨年五月には検察側が
芹沢被告に対して本件の経済スパイ法違反の起訴を取り下げ、偽証罪を認める司法取引が成立。
この段階で、米検察当局は真相解明より、形式的な「有罪」を勝ち取るための司法手
続きを優先したといえる。
米国での日本人研究者絡みのスパイ事件としてはほかにも昨年六月、最先端の遺伝子情報を
盗んだとしてハーバード大元研究生、金原加代子容疑者らが逮捕された遺伝子情報窃盗事件が発生。
しかし、ボストン連邦地検は現在も同容疑者を起訴しておらず、芹沢被告のケースと同様、
司法取引による決着が図られる可能性が出ている。」(了)
最近だとこの事件を思い出した。
とにかく産業スパイとして立件して
徹底的に背後関係を調べて(何もはかないとは思うが)持ち出したパソコンから痕跡を探り
何らかの証拠を出さないとな